健康を維持することに必死になる

ここ何ヶ月も生きるとか死ぬとか、人生に未練とか言ってる立場として、いや、人間として存在しているのであれば長生きすること、もしくはなるべく死なないことっていうのは本能に近いところにあるものの一つなんだろうけど、昨今の健康診断で先生から「脂肪肝だなお前。ちゃんとしろ」って診断を受けて少なからず動揺し、「脂肪肝 改善」とかですかさずググった自分を見て、

え、お前、やっぱ未練あるんだ？

と背後にいた悪魔が自分に囁いたところまで見えました。

私は生きたいのかもしれません。

いや、逆に、というか逆とか真とかわかりませんけど、死ぬ理由がわからないので、とりあえず、周りにいる人たち（特に家族）を悲しませたくないから、とりあえず脂肪肝を改善するための活動をしたいと思い始めました。

空腹時のお酒をなるべく避け、食物繊維やタンパク質を取り、運動をする。

この、数十文字で構成される言葉にはものすごくいろいろなものを含めており、同時にそれは私の「やりたいように暮らす」ことに対して制限をかけています。

40歳にもなると、自分のやりたいようにやるような暮らしはできなくなるもんなんだね。
それが自然の摂理か。分かりやすすぎだわ。

けどそれは、ただ単に「長生きしたいのならば」っていう条件が入るわけで、

冒頭に書いた、私が長生きしたいのか、っていう問いかけについては自動的に「イエス！長生きしたいです！」と応えているわけですよね。

長生き、したいんだろうかね。したいんだろうね。なにが待っているのかさっぱり分からないのにね。