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関西エンジニアカンファレンス2022を開催して

まえがき


2022年10月8日に関西の学生団体のwatnow、Tech.Uni、Do'reという3つの団体で関西エンジニアカンファレンス2022というイベントを開催しました。40人規模のイベントとなり、僕個人としてはかなり大規模なイベントでした。このイベントで幹事としていろいろな準備や当日の運営をしてきましたので、その経験を少しばかりこのノートに書かせていただきます。

どんなイベントだったのか?

まず、関西エンジニアカンファレンス2022とはイベントなのかを簡単に紹介させてください。
関西エンジニアカンファレンス2022とは関西を中心としてエンジニアの学生に集まっていただき、集まった学生で、LTを行い、その後交流会を開くというイベントです。エンジニアとイベント名で謡っていますが、IT技術に興味がある人なら誰でも参加していただけますし、また、関西というのは名ばかりで、関西圏以外から参加していただいた方もいました。そのくらい参加難易度が低い、ただ集まってくる学生の方々はとてもつよつよというイベントとなりました。

今回のイベントがどんな雰囲気であったか気になった方はぜひTwitterで、ハッシュタグ 「#学生団体CAコラボ」と検索してみてください。参加者の方々にはたくさんのツイートをしていただき、非常に盛り上がりました。

イベント後の一枚

ここから本題です

さて、前置きはこれくらいにして本題に入っていきたいと思います。今回この記事を僕はなぜ書いているのか。それは、今回のイベントでの経験をできるだけ多くの方々に共有したかったからです。ですから、これからは今回のイベントの開催の裏話や、背景を書き綴っていきたいと思います。

技育博というきっかけ

まず、今回なぜこのような関西の学生エンジニアを集めて交流会を開こうという決断をしたのか。それは株式会社サポーターズさんの開催しているイベント「技育博」に参加して、その経験をもっといろんな人に広めたいと感じたからです。技育博がどんなイベントなのかはこちらからご覧になってください。技育博を一言で表すと、「技術者を育てる」ことを目的とした、エンジニアを目指す学生団体のための交流会です。そのために、全国の学生エンジニア団体、学生IT団体を集めて東京で交流会を開催しています。私は今年の6月にこのイベントに参加させていただき、このイベントの面白さ、運営されている方々の想いに感銘を受けました。僕自身、大学入学と同時に新型コロナウイルスの流行が起き、ずっとリモートワーク、ライブ授業などというキーワードが鳴り止まない中で大学生活を送ってきました。もちろん、対面でのイベントがゼロであった訳ではありませんが、技育博のような全国から学生を集めてきて、交流会を開くなどというイベントは聞いたことも見たこともありませんでした。

情報量ゼロの技育博の会場からの写真です
飛行機がかっこいいくらいしか言えることが、、、。

そんな中、世間の逆風に立ち向かうが如く、株式会社サポーターズさんはこの大規模イベントをオフラインにこだわって開催しました。全国から集まってくる同じエンジニアを志す同志との会話は僕にとって新しく、とても強い刺激となりました。ただ残念なことに、技育博は各団体2名という人数制限がありました。そのため、技育博からいろいろな刺激を受けると同時にこのイベントを僕が所属している団体のメンバーにも共有しなければならないという使命感に駆られました。自分がこんなに面白いと感じたイベントを自分の団体に共有できればさらに良いことが起きそう、そう直感的に感じていました。また、株式会社サポーターズの社長の楓さんが、技育博のクロージングで「このイベントが楽しかった!で終わるのではなく、出会った学生、企業に対して是非一歩アクションを行ってみてください。」といったニュアンスのことを仰っていたことを記憶しています。そうです。技育展だけで止まっていては何も始まらなかったのです。

技育展ではエンジニアリングという同じ趣味?を持った方々とただ喋っていただけではありませんでした。実はそこで関西で活躍している学生団体と初めて交流することができました。同じ関西にいるはずなのにわざわざと東京で交流するなんて可笑しいですよね。ただ、当時の学生団体同士の横の繋がりは希薄で、Twitterで名前を見たことがある程度の関係性でした。そんな中Tech.Uni代表の成尾嘉貴が中心になって取りまとめてくれて、関西の学生団体の横のつながりが生まれ始めました。

イベント構想が出来てきました

「技育展をさらに共有してほかの人にも同様に楽しんでもらいたい」、「関西の学生IT団体を盛り上げていきたい」という二つの想いから今回の関西エンジニアカンファレンス2022というイベントの構想が作られ始めました。そして提案書を作って、サイバーエージェントさんに提出しました。すると、幸いなことにすぐにイベントの開催を決定していただき、今回のイベントを開催することができる運びとなりました。

開催が決定してからはイベントの細かい点の調整などを行いながら当日を迎えました。ここの調整の部分に関してはイベントをいいものにするために学生側、サイバーエージェントさん側で意見を出して改善していましたが、詳細は省かしていただきます。とにかくイベント開催のノウハウがあまりない状態で作っていったので、疑問点や疑わしい点などはどんどん議題に上げながらどんどん議論していました。

当日イベント開催直前の運営メンバー

当日感じたこと

そして準備に追われてどたばたしているうちにあっという間に当日を迎えました。司会進行をしていた僕はとにかくイベントが上手くいくかどうか不安で常にどきどきしていました。スケジュールがずれたり、Type-cアダプタの接触が悪く、プレゼンでバタバタしてしまったことなど、いろいろ大なり小なりのアクシデントがありました。ただ、そんな中本日のイベントが円滑に進められたのはサイバーエージェントさんの陰からの手厚いサポートがあったからです。感謝してもしきれません。開始時刻が遅れることが決定したときに参加者同士の心理的な壁を壊すために即興でゲーム的に緊張をほぐしながら自己紹介をするということを行っていただいたり、陰からTwitterを盛り上げて下さっていたり、各種細かいアドバイスや、参加者の方々への案内や配慮をして下さったり、本当に様々なところを支えていただきました。基本は私たち学生団体側が好きなようにしていいと言って頂いているなか、学生団体側が円滑に進められるようにかなりたくさんの手助けをいただきました。こうして振り返っているとまだまだ未熟だなと感じさせられます。

イベント

ですが、いろんなことがありながらもこの関西エンジニアカンファレンス2022は無事成功したと思います。参加者の方々のたくさんの感想の声を聴いて、今は安堵を感じながらも、感謝しかありません。さて、ここから個人的なことを少し書かしてください。僕はこれからも面白いもの、面白いことを届けられるよう頑張っていきます。目的は単純で、誰かに喜んでもらうものを作りたいということです。何をするのか、どうするのかはエンジニアリング、エンジニアリングではない部分の両面があるとは思いますが、分野に縛られずに、挑戦していこうと思います。

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました。この文章ではイベントの内容までは深く触れられなかったので、こちらからぜひ僕と同じように感想記事を書いているほかの方々の記事も読んでみてください。


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