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ご機嫌な1か月を過ごすための、自分ファーストな1週間

好きなことを生活の中心にもってきたいというところから始まった今年度ですが、私の中で今最もしっくり来ているのが「自分ファースト」という考え方。自分がそれをしたいと思うか。自分が心地よいと思うか。すべての行動の始まりが「自分」。そうすれば自然と自分の心動くことに時間を使うことになるし、仮にちょっと我慢してやらなければいけない事だったとしても、自分がやろうと決めたことだから責任をもって取り組む。例え失敗したとしてもなぜそうなったのか自分が一番分かっているから他責にならず成長に繋がる。無駄な時間を過ごしたとは思わない。意思をもって生活しているから「あれ昨日何したっけ」がなくなる。

同じ24時間、驚くほど密度が濃くなりました。

朝寝坊する、のんびりぼーっとする、お昼寝をする、読書をする も全て、自分で意思をもってするのかどうかで大きく変わります。
「だらだらと流れてくる情報に溺れながら夜更かししすぎてしまい気がついたら寝落ちてしまって目が覚めたらお昼過ぎ」な週末も、
「今週もよく頑張ったので、今日はお気に入りのワインを飲みながらうとうと眠りにつくのもOKなご褒美金曜日。明日は目覚ましもかけずに好きなだけ寝よう」な、有意義な週末に。
誰とも予定がないから仕方なく読書をすると思うのか、今日は早く家に帰って気になっていた小説にどっぷり浸る夜すると決めて読書をするのとでは大違い。

そんな自分ファーストに夢中な私、最近はマクロな視点でちょっと引き目に、1か月くらいの単位の粗さで自分を観察、どんな時間を過ごせたか振り返るようにしています。

ただ、24時間30日、自分が納得する満足度の高い時間を過ごすと思うと息切れしそう。
そこで私が心がけているのが、まずは1週間ご機嫌に過ごせるように自分ファーストな時間を意識的につくること。丸々一週間落ち込み気味な時間が続いてしまうと生活習慣や思考が癖になってしまい、自分が心地良いと感じられる状態に戻るためにひと頑張り必要。でも2-3日ならちょっとした工夫次第で元に戻れます。

私的ご機嫌のものさしは、「楽しい時間を過ごしているか」ではなく、「自分の心に従っているかどうか」。つまり自分ファーストかどうか。ちょっと大変なことでもそこに自分の意思があるなら満足。
平日急な仕事の発生で思い通りな時間に帰宅できない日が続いたなと思ったら、週末思い切り自分の気持ちの向くままにやりたいことしてリカバリー。今週の土日は誘ってもらったイベント続きだから、平日早く帰って作ってみたかったケーキを焼いてみよう。と、自分の意志ある行動を意識的に取り入れながら過ごしてみる。

それでも自分一人で生きているわけではないからどうしても思い通りにいかない日が続くことだってある。体調を崩すこともある。だから結論、1か月通して振り返ったときに今月も濃かったなーと思えたらそれでOK。
このくらいの粗さがとても無理なく丁度よく、自己満足度も高く過ごせます。

私生活の充実を求めてたどり着いたこの自分ファーストという基本思考ですが、思わぬ副産物として仕事、特に上司との関係がうまくいくようになりました。
自分がどう思うか、自分がどうしたいのかと考えることが癖になったことで、仕事においても今まで以上に意思がはっきりしてきたように感じています。その結果、これどうやって進めていったらいいと思う?とアイデアを求められることが増えました。
フルタイムで働いている以上一日の三分の一は仕事をしているわけなので、無理なく仕事での満足度が高くなることはとても良いことです。仕事においても限られた時間の中で密度高く成果を出していきながら、人生のトータル満足度を高めていきたいと、改めて感じています。

「自分ファースト」で真っ先に浮かぶのはパリジェンヌ。導かれるようにフランス文学科に辿り着いたのもご縁。そんなパリジェンヌの強さに惹かれ自分ファーストに辿り着いたのか、生まれ持った自分ファーストな思考からフランスに辿り着いたのか。
申し訳ないほどにステレオタイプに縛られた発想だと自覚しつつも、ステレオタイプなパリジェンヌに今日の私も魅了されています。

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