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ぼくの好きなライトノベル

読書

私は文章を読むのが好きで、オタクとなった中学生時代にはライトノベルを1日1冊ペースで読み、学校の図書館は誰かさんのせいで「市町村内の中学校でラノベ蔵書数1位」「ラノベを調べると、だいたいあの中学校が出てくる」と他校の司書から言われるくらいになっていた。一時期、日本には「ラノベは読書ではない!」という謎の勢力があるということを知ったが、母校ではそんなことはなかった。

アニメとマンガとラノベ

アニメの原作と言えばマンガだった時代から、近年はラノベ原作というものも多く、ラノベからマンガ化を経てアニメ化とか、逆にマンガがアニメ化してラノベ化など、この辺の3つは様々な関係性を持っている。
そして私は、アニメからラノベを知り、ラノベの世界へ沈んでいくこととなる。

結局なにを書くの?

いまから読んできた中でおすすめのラノベを上げていく。これ以降はただそれだけで、深い考察やらなんやらは書くつもりはないので、あらかじめご了承ください。

生徒会の一存(富士見ファンタジア文庫) 著:葵せきな

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高校時代、私は電車通学だったのだが、このラノベを電車内で読むことはある意味挑戦だった。どうしても笑ってしまうのだ。それくらい面白いのがこの、生徒会の一存。簡単に言えば、エロゲ大好きな主人公がハーレム生徒会で過ごすラブコメなのだが、その後ろでは謎の組織との攻防も。さらにこのラノベの特徴は、このラノベ自身が作中作として扱われているところだ。本編・番外編といくつか出ているが、ぜひ読んでほしい。アニメ化もされたけど、ぜひ原作を。

ゼロの使い魔(MF文庫) 著:ヤマグチノボル

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釘宮病という病や、釘宮教という宗教をご存じだろうか。有名なコピペ

ルイズ!ルイズ!ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ルイズルイズルイズぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ルイズ・フランソワーズたんの桃色ブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
小説11巻のルイズたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ2期決まって良かったねルイズたん!あぁあああああ!かわいい!ルイズたん!かわいい!あっああぁああ!
コミック2巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…
ル イ ズ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ハルケギニアぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のルイズちゃんが僕を見てる?
表紙絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!ルイズちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!!
アニメのルイズちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはルイズちゃんがいる!!やったよケティ!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックのルイズちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあアン様ぁあ!!セ、セイバー!!シャナぁああああああ!!!ヴィルヘルミナぁあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよルイズへ届け!!ハルケギニアのルイズへ届け!

これの原作である。いわゆる異世界転生もののラノベの中でも有名なのではないだろうか。アニメと小説で終わり方が違うが、どちらも面白いのでぜひ。今では懐かしいであろう典型的な高飛車ツンデレ貴族と、引きこもり学生のラブコメで、人間世界と魔法世界の関係が最後まで続き、伏線の置き方も非常によくて、回収されていくたびに「もしかしてあれも?」とワクワクする。20巻でヤマグチノボル先生ががんで亡くなってしまった後も、プロットをもとに完結したとても愛されたラノベだ。当時はアニラジも盛んで、ゼロの使い魔Radioもめちゃくちゃ面白いのでぜひ。Re:ゼロ好きな人は好きかも。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(電撃文庫) 著:伏見つかさ

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当時妹が欲しかった私は、この一冊がほかの妹作品とは一味違うことに気づいていた。そう「実妹」なのである。この後に多くの妹作品が出てくるが、その多くは「義妹」や「妹のような存在」程度であり、「実妹」を扱う作品は少ない。これまたツンデレヒロイン作品ですね。ツンデレが好きなのがばれてしまう。内容としては、学校では陽キャの高坂桐乃が、実はシスコンエロゲオタクであり、兄がひょんなことからそのオタクであることを知り、妹を守っていく中で……。そんなラブコメである。でも可愛いのはあやせたんです。

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!(富士見ファンタジア文庫) 著:村上凛

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これは当時よくニコ生を聞いていた生主さんからおすすめしてもらった作品。スイーツ(笑)女子である恋ヶ崎桃が恋した相手、鈴木爽太はオタクで、自分もオタクを理解したいと隠れオタクであることをたまたま知った主人公、柏田直樹に相談(?)する。主人公は別のひとめぼれした長谷川翠と付き合えるようにリア充になりたいと思っていた。この2人がお互いの恋愛のために協定を結ぶのだが……。互いの恋愛相談のってるうちに……よくある話だけれでも、オタクというスパイスがさらにそれを面白くする。でも好きなのは小豆ちゃん。そろそろお気づきかもしれないが、自分は「負けヒロイン」というか、「報われないサブヒロイン」が割と好き。

とらドラ!(電撃文庫) 著:竹宮ゆゆこ

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中学時代にこれで読書感想文を書いて苦戦し、読書感想文もラノベで書くのは難しいんだなと感じた作品。
そう、またアニメだと釘宮理恵演じるツンデレヒロイン作品である。これもまたいわゆる互いの恋愛相談のってるうちにパターンではあるのだが、友達とのギスギス感や、家庭環境なども相まって、また違ったドキドキ感を与えてくれる。でもやっぱりオレンジのように甘酸っぱいこの作品は、アニメだけじゃなくて原作も読んでほしい。手乗りタイガーかわいいから。ちなみにこの作品でもみのりんが好き。いや、タイガも好きなんだけどほら、不憫なサブヒロイン好きだから。そういうと亜美のが不憫なのかもしれないが。
駆け落ちのとこホント好き。

変態王子と笑わない猫(MF文庫) 著:さがら総

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私が生きている中で、命題として掲げているのが「本音と建前」。まさにその「本音と建前」の話がこの通称変猫。本音が言えず建前ばかりで話してしまう主人公横寺陽人と、本音がすぐ表情にでてしまう筒隠月子。そんな本音と建前、人間関係の難しさ、そんな題材のお話。タイトルがどうしても「変態王子」だからふざけたラブコメにしか見えないけど、内容は結構真面目(?)だとおもう。たぶん。アニメはOPもEDも神曲だからそっちも。でも原作も読んでほしい。

友達の妹が俺にだけウザい(GA文庫) 著:三河ごーすと

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効率を求める主人公。自分も効率を求め、損得勘定で考える人なので、共感していくなかで、友達とはなんなのか、仕事仲間とはなんなのか、効率とはなんなのか……。「一見非効率に言えて効率的である」という言い訳がましい主人公の言葉。わかるよ、わかる。そんな主人公の気持ちに共感しながらも、モテモテな部分は共感できないまさにラブコメ。アニメ化もされるみたいなので、この機会にぜひ原作を。生徒会の一存感少しあるかもね。

塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い(ガガガ文庫) 著:猿渡かざみ

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コミュ障のせいで塩対応だと思われている佐藤さん。でも本当はただただコミュ障で、ほんとはいろんな人と仲良くなりたくて……。そんな本性をしった主人公は佐藤さんとミンスタグラムで仲良くなっていき、お互いに意識し始める。二人の初恋ただただ甘いラブコメ。読んでるだけで幸せになれる、そんな作品。なにがって佐藤さんがかわいい。そしてのちに知ったのだが、イラストのAちきさんって、のせさんこと、一ノ瀬うるはのキャラデザの人だったのよね。この絵すこ。

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ようこそ実力至上主義の教室へ(MF文庫)  著: 衣笠彰梧

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アニメを見て、すぐ原作セットを買ってしまうほどには好きになった作品。ただ、巻数が多いので、まだ全部追えてないんだけれども。
ストーリーの雰囲気はバカテスに近い。主人公の綾小路清隆がめっちゃすごい奴なのはわかるんだけど、ヒロインの堀北鈴音が主人公によって心が開いて人間味を増してく一方で、主人公はまったく人間味がなく、アニメ1期最終回、小説だと3巻のP297

オレはお前を仲間だと思ったことはないし、クラスメイトとして心配したこともない。この世は『勝つ』ことが全てだ。過程は関係ない。

厨二感満載なのはわかる。でもかっこいいと思っちゃうのよね。ちなみに自分自身の考えは「過程が重要」。
実力至上主義を語る高校に集められて、A~Dクラスに能力順で分けられ、クラス対抗で日ごろの生活や、最終的に進学先・就職先に関わってくる。その中で最低ランクのDクラスに配属された主人公とヒロインがAクラスを目指していろんな試験を乗り越えていくラブコメ……ではないことは先ほどの引用でわかるだろう。人間というものの汚さ、友達というちんけな関係。人間臭い作品が好きだから、この作品も好きです。アニメ2期待ってます。このアニメのイベントで生で鬼頭明里が見れてよかった。まさかあの後国民的にあそこまで売れるとは思ってなかったから、もうそういう生で見れるイベントは倍率高くなってそうだし。

もっとあるけど今回はここまで

もってるラノベはもっとあるんだけれども、今回はここまで。もしかすると、好きなラノベのジャンルが偏ってる可能性もあるかもね。

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