見出し画像

夢に現れる神様

今日は風が暖かいな〜
空が黒一色だな〜
夜っていいな〜

と思いながら、いつも通り帰りの自転車を走らせていると、ふと昔読んだ本のことを思ったりする。

神様が人間の所業はあんまりだ、滅ぼそう、と思って、全人類の夢に現れていく。
「人間滅ぼすけど、今生きている人の死に方は自分で考えて決めてもらいます。起きるまでに考えてね。」
みたいなことを言っていくのだが…

昔と違い、皆の生活習慣がバラバラなので、夢に現れるために東奔西走したり
ネットが発達してるので、こんなこと言われるよ!って爆発的に発信されて、めちゃくちゃ話し合われたり
所謂「ノアの方舟」を脅かすようなやり方で、死に方を決める人がいたり
etc etc…

もしその話のように、私も死に方を選べ〜って言われたら、なんと言うだろう。
これが今日の帰りに考えていたこと。

今、ここで死にたい!今すぐに
と言うかもしれないし

醜悪な欲望を露呈させて、望むかもしれない。
「やりたいこと全部やって死にたい。
全ての才能が欲しい。何もかも思い通りになったら満足します。
それがやりたいことです。」
あまりにもあけすけに酷すぎて、望みを叶えるために夢に出てるわけじゃないのに、叶えてくれそうな気がする。

どの話だっただろうって探したら、「イン・ザ・ヘブン」(著者:新井素子)の中の「ゲーム」というSF小説の話だった。これを機に読み返してみようかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?