名のない色
今日も一日よう働いた!!
っていっていいのか
分からないが
帰り道
高速で運転中の景色が美しくて美しくて、見とれてしまう。
世界は
例えば、
愛する人と離れなきゃいけない病に侵されて
不自由で、悲しくて
正解の解決策なんて出せずにいて
これまで数々と読んできた小説に描いてあった
「近未来」の ”極端に人口の減った世界”になるのかしらと想像しながら、
でも
運転中現れた景色=世界はこんな私たちの毎日なんか知らなくて、
まさか、そんな大変なことになっているなんて全然知らなくてごめんね って
無垢で平和で美しく。
会社では
新人くんたちはこの夏はまだ現場にいることになったので
人的には充実していて、
今日
私は、係長や課長や校長や、
その人達と「話す」ということに時間を使うことに・・・(-_-)
私がもっと交渉上手だったら(面倒だからと私たちに押し付けてくる)仕事を
私たちではなく上司たちに気分よくやってもらえたかも、、とか
私がもともと”可愛がられるキャラ”であれば、何を言っても「楽しい!!」って思ってくれて
彼らの自尊心を傷つけなかったかも、、とか
そんなことを思ってしまって、、反省だ。
私の仕事
この前、校長と話した時に
なんか、言葉自体も懐かしいが「総合職」と「一般職」の話になり。
私たちがいる場所は、会社からしたら「一般職」で
昔の感じでは、この女たちは結婚したら会社辞める ので ”この先の出世はない”と最初から決められた場所と、校長。
え??
もう誰も寿退社なんてしませんし。
皆さん、その道のプロです。
私の仕事
私がここで大事なのは、お客さんと、仕事メンバーです。
お客さんに、ここ好きっ!!て言われたい。
一緒に働くメンバーに、次こんな面白いことしたい!!って言われたい。
そこが良くなるように働く。
だから、私は、そこが上手くいくように、
社内で、上司と上手くやんなきゃいけないのだな・・
世界はこんなだし、
取り巻く、小さい社会もこんなだし、
私なんかこんなだ。
帰り道、時間は、18:30頃かな
運転してて、目に見える美しい世界の色の名は一色も分からない。
遠くのゆるく美しい山々の線の間の色
流れいてく田園
山のすそ
空
洗柿
薄炭
亜麻色
薄墨色
薄色
薄緑
薄葉柳
卯の花色
薄茶
老竹色
黄土色
もっと・・・
名前を知らない自然の色が、名前もない色が、
今、ここでひとり車を運転している私を感動させている。
こんなきれいな星がある。
こんなきれいな星の上で、
私は今日も愛する子供たちと幸せだと思って眠る。
この先も、このずっと先も、
この星が元気で、この色が続いていたら
私みたいな誰かが、
この星に乗っかってて、幸せって思ってるかもしれない って思う。
初めてぴんときた。
これは、要る!!残さなきゃ!!失われてはいけない!!大事!!
この、名もない自然の「色」たちが、この星レベルで大事なものです。
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