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弁当ありがとう

登校・出勤する順番は
しゅん →  私 → ねっち
で、中学生のねっちが最後に勝手口のカギを閉めて出る。
ちなみに、ねっちのカギにはJiminちゃんが付いているので、
「ジミンちゃんある?ちゃんと閉めていってよ」と言って出かける。
髪のスタイリングに余念のない彼女は「ばいばい」と言ってセーラー服で洗面所にひゅ~っと消える。

寝る順番も同じ。
高校生→社会人→中学生

睡眠時間だけはめちゃ大事にしているしゅんは
深夜12時前には必ず寝るようにしていて、
寝る前には、階下でPCの前にいる私に「おやすみ~」と声をかけにくる。
「おやすみ~」ついでに弁当の話題になり、
来週はずっと弁当要るよな。この頃同じようなので飽きてきたし、何か弁当のおかずでいいアイディアない?
と聞いてみた。

そうしたら、しゅんが言う。
「そういえば、弁当ありがとう。
周りが、けっこう、弁当とかまともに作ってもらってないとか言うし・・」

”周り”!!
高校のクラスで一人も友達がいないとか言っていた彼だが、もういい加減クラスでも話す人たちができているみたいで、勝手に彼の高校生活を心配していたけれど、無用でしたね(^-^;
”周り”だって!!

「弁当ありがとう」なんて初めて言ってもらった。

いや、、さぼっている。実際。
自分が会社休みの平日には、パンを買い与えたり、学食で何か食べてくれと言うし、塾の日は夜ご飯をひとりで外で食べてもらっている。
イオンで夕方の安くなったお弁当買ったらと言うのに、ケンタッキーやマクドに行ってきたとかで、その一人外食を楽しんでいる感じが、私をイラっとさせるのだが

今日のさりげない息子の「弁当ありがとう」の爆発力はすごくて
弁当作りの熱再燃。

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