エンジニアが施策決めのブレストに参加して感じたこと
外は肌寒く、すっかり秋を感じる日々になりましたね。食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋など、「なぜ秋だけ、〇〇の秋があるんだ?」と疑問を抱いているsyunです。(検索してみるといくつか記事がありましたので気になる方は検索してみてください)
先日、弊社ツクリンクでプロダクト部のKPI施策決めがありました。案出しのブレインストーミングがとても楽しかったので、振り返ると共に感じたことを書きたいと思います。エンジニアで施策決めに関わっていきたい方、施策決めにエンジニアが入るとどうなるんだろう?と関心がある方の参考になればと思います。
KPI施策決めの進め方
KPI施策決めは以下の流れで実施しました。
1. PMからKPI共有
2. プロダクト部全員で施策の案出し(ブレインストーミング)
3. 発案者の説明、議論
4. 投票
※今回はブレインストーミングにフォーカスした記事になっていますので、その他詳細は割愛します。
ブレストの方法
弊社はフルリモート体制ですのでオンラインで実施しました。
ovice に集合し FigJam を使って進めました。FigJamはデザインが良くて使いやすく、ワイワイガヤガヤのブレストに適していました。リアルタイムでの共同編集が可能なので、会議室で同じホワイトボードを共有するような雰囲気で実施することが出来ました。
※ イメージ画像
出典:「FigJam is an online whiteboard for teams to explore ideas together」
ブレストに参加しての感想
日常業務では施策の要件定義から関わることが多く、決まった施策をいかにシステムに落とし込むかを考えることが多いです。なので、久しぶりにブレストに参加してみると、感じることがたくさんありました。
・自分たちで出した案は、より納得感を持って開発できる
・ゼロベースで企画を考えるのは難しい、発案には事前準備(主にユーザーデータの情報収集)が大事
・メンバーの案や発案に至る思考を聞くのは楽しいし参考になる
現在、ブレストで出たいくつかの案の実装を進めています。その中で、これまで以上に目的意識を持てるようになった気がしています。「自分たちで出した案をプロダクトに反映させてユーザーに喜んでもらいたい」そう思いながら取り組めています。
イソップ寓話の「3人のレンガ職人」で言われるように、目的意識こそモチベーションの源であると思っています。ブレストを行うことでその点の向上にもつながっていると感じました。
出典:「CRC業績アップ研修の振り返り(六ヶ月の〆を終えて )」
エンジニアが施策決めに関わるということ
同僚のエンジニアが以下のような案を出していました。
KPI達成に関与しそうなメール通知の非同期処理の重み付け(優先順位)を変更する(弊社は Ruby on Rails を採用しており、非同期処理には Sidekiq を使用しています)
案を見て、非エンジニアの参加者が「エンジニアにしか出せない案ですね」と呟きました。このやり取りを見て、エンジニアだからこそ出せる案の存在に気付かされました。エンジニアが施策決めに関わるということは、プロダクトのアイデアの幅を広げることにもつながると身を持って感じました。
今回はエンジニア目線のグッドアイデアを出せませんでしたが、企画においてエンジニアが出せる価値を認識しました。次回ブレストではグッドアイデアを出したいです。また、ツクリンクの slack には誰もがアイデアを投稿できる #tsukulink -idea というチャンネルがあります。このチャンネルでは誰もがツクリンクに対するアイデアを投稿できるので、そういった部分でも貢献していきたいと感じました。
ブレストに参加してのまとめ
ブレストを通して以下の学びがありました。
・ブレストに参加することで実装時に目的意識を強く持つことができる
・エンジニアだからこそ出せるアイデアで、サービス価値を向上させることができる
弊社プロダクト部では期毎にKPI施策決めがあります。
エンジニア視点のアイデアを出すことで、開発業務以外でもプロダクトの成長に貢献していきたいと思いました。
最後に
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