集客がビジネスにおいて最重要

「集客こそがビジネスの基本」
 
すでにビジネスを始めている方にとっては当たり前のように思えます。
しかし、新規で商売を始めた方が陥るワナが

「良いもの(良いサービス)は自然と売れるはずだ」

という大誤解です。
確かに市場に残っている商品は「良いもの」であることがほとんどです。
そして良いものを作ることこそが集客の重要な要素の一つとなることは確かです。
のちの記事にて説明しますが、チラシやファサード、インターネットを使った集客を行う場合、店舗のQSC ※1 を徹底的に磨き上げた上で実行しないといけません。

しかし、顧客にビジネスが認知されて初めて商品が売れます。
売れて初めて顧客に「良い商品」と認知されて、リピートして貰えます。つまり、良いものを多くの人に周知させ、届けることがビジネスの基本なのです。
そのために集客というものがあります。
多くの店舗がこの集客をきちんとせず、もしくは集客方法を間違えることで経営難に陥るのです。
それを防ぎたいという思いで私はこのブログを始めました。
近年は印刷コストの低下や、技術の向上・インターネット発注方法の拡大によって紙媒体による広告宣伝が個人店でも簡単に行えます。
またインスタグラムやYouTubeなどのSNSの普及で、無料で多くの人に自社製品を魅了的に伝えることが可能です。さらに、AIの発達によってリスティング広告を始めとするインターネット広告の出稿も容易となりました。

これまでは実店舗を持つオーナーが集客をしようとする場合、HotPepperや食べログなどの第三者による広告が中心となっていました。
しかし、前述した通り技術の進歩により、個々の店舗の魅力を多くの人に伝えることができるようになったのです。

それらを次回以降の記事にて述べていきます。




※1 QSCとはQ(クオリティ)、S(サービス)、Q(クリンリネス)の略称として使われます。別の記事にて詳しく取り上げますが、軽く触りだけでも理解しておきましょう。
ここではレストランを例に挙げてみます。
Qは料理の質や量。近年は特に10〜20代の若者たちの間で、ルッキズム(外見至上主義)の台頭してきている影響で盛り付けなども重要なクオリティの一つとしてみなされます。
Sは文字通りサービスですが、もっと踏み込むと、お客様との接点における印象です。つまり予約の電話を受けた段階からサービスは始まっており、ご来店いただいた時のお出迎え、配膳、会計、お見送り。更に退店後の誕生日葉書や、DMの送付もサービスと見なすことができます。
Cはクリンリネス、店舗の清潔感のことです。店先や店舗内の清掃はもちろん、スタッフの身だしなみや、店舗内の臭いも含まれます。さらに、SNSのプロフィールの作り方もクリンリネスに入ってくると私は考えます。インスタグラムや行っている店舗も増えましたが「ひと目みたときの綺麗さ」まで拘っているお店は大手企業か、もしくは最初からSNSの影響力を理解しているお店だけです。

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