見出し画像

飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2022/6/21~6/27)

先週は少しではありますが、人出も回復してきており、21時台も数値上は2019年1月の80%くらいまでは戻ってきています。ただ、店舗の実態としてはそこまでは戻ってきているといったお店は少ないのではないでしょうか?
組人数21時以降の来店数などが、まだまだ回復してこないといったことは、最近では電力不足の話も上がってきており、今後もいろいろと問題は出てきそうです。いろいろな環境変化が起きた際も考えて売上ルートや集客ルートを今のうちから手を打っておく必要があるでしょう。

・東京都内における繁華街の混雑状況および滞在人口(人出)の増減状況
https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/cross-efforts/corona/people-flow-analysis.html

 先週は、微小ではありますが、全体的に回復してきています。
ターミナル駅(15時)は、いまだ品川が-50%と低いですが昨年11月レベルに、繁華街(21時)は六本木を除いて昨年12月を上回るまで来ています。インバウンド需要が回復してくれば六本木も同様になってくるのかと思います。まだ、街を見ていると22時前に帰宅する人が多いので恐らく、お酒提供系の業態の回復はこちらの数値よりも低いかと思いますが、今後の回復に期待したいものです。



・外食産業市場動向調査 2022年5月度 結果報告 3年ぶりに行動制限のない大型連休で、家族客中心に回復傾向も夜の集客は戻らず
http://www.jfnet.or.jp/files/getujidata-2022-05.pdf


<全体概況>
 • 5月の全体売上は120.4%と前年を大幅に上回った。昨年は大都市圏での緊急事態宣言により、酒類提供店や商 業施設等への休業要請があったが、今年はGWが3年ぶりに行動制限のない大型連休となり、家族客を中心に 客足が回復した。しかしながら飲酒業態などを中心に夜間の客足の戻りは鈍く、さらに業界の人手不足が売上 回復の足かせになって、特に「パブ・居酒屋」はいまも苦戦が続いている。

・SNSで聞いた【朝食に関する意識調査】発表!朝食を食べない理由1位「面倒だから」、2位「時間がないから」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000134.000054946.html

朝食マーケットはまだまだチャンスがありそうです。ミールキットでの課題解決もそうですが、意外とデリにもチャンスがあると思います。

・「食べログ独占禁止法違反行為に対する集団訴訟」のご提案(株式会社韓流村)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000086059.html

 先日の訴訟の結果はニュースでご存じの方が多いかと思いますが、さらに株式会社韓流村が、「食べログの独占禁止法違反行為に対する訴訟」を提起すること提案し、当社と共に、食べログと闘うことを呼び掛けを行っています。数値を気にしてい見ていない店舗の方は気づいていなかったかもしれませんが、結構な店舗がこのタイミングで点数変化していたのは確かです。今後どのような感じになっていくのでしょうか?

・【1,000円以上でも買っちゃう?!】300人に聞いたスイーツ系ドリンク購入の決め手と高い・安いのラインを調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000069828.html

株式会社橋本商会が展開する「MYキッチンカー」がテイクアウトでのスイーツ系ドリンクの購入についてアンケート調査を行なっています。なんの打ち出しに弱いか?や価格帯に関する調査もあります。新商品開発の参考に

購入する決め手となるポイントは?


【スイーツ系ドリンクで安いと思う金額】


【スイーツ系ドリンクで高いと思う金額】


・コンビニスイーツに関する調査】コンビニスイーツの購入者は6割弱。1回あたりの購入金額は「250円~300円未満」がボリュームゾーン、2014年以降価格帯が上昇傾向

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001198.000007815.html

購入頻度は前回と比較すると横ばいですが、購入単価が上昇してきています。

購入単価が上がってきている

・CCCマーケティング総研、2022年4月の「産業動向レポート」「産業天気予報」を発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000808.000000983.html

 外食に関しては、4月、5月と曇りのち晴れからの晴れのち曇りと依然どんよりした感じです。ドラッグストアが食のジャンルに進出してきており、外食とは直接バッティングはしないかもしれませんが、テイクアウトやデリバリーなどとは競合するようになってくるかもしれません。あらゆる業種において業態の境目がどんどん曖昧な感じで互いに競合するようになってきています。今後の変化を捉えていく必要があるでしょう。

・“AIスタッフ”の丁寧で適切な接客が飲食店のサービスをさらに高める 外食の機運が高まるなか「AIレセプション」が機能と価格をアップデート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000011690.html

 AIによる電話受付サービスです。何気ないですが、仕込み時間中の作業の中断による効率低下や営業時間外での受注を考えると個人的には積極的にこういうのは利用した方がいいかと思います。グルメ媒体の総客費用が一人当たりに対してこちらは電話件数あたりなので、予約件数あたりの金額になるので費用的にもお得ではあります。ただ、自分で取れば総客手数料かからないという面があるので、先ほどのメリットtの比較で導入を検討するといいと思います。

・飲食店経営者のDXに対する興味・関心と導入状況・効果の調査(2022年3月実施)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001582.000011414.html

まだまだ、DX化への
<調査結果 要約>

 ●飲食店経営において、デジタルツールを導入することへの興味・関心は42.8%。デジタル化に向けてまだまだ伸びしろは大きい。
 ●いずれかのデジタルツールの導入率は55.6%。現状は「キャッシュレス決済」や「自社ホームページ制作/ローカルビジネス登録サービスの活用」が主力だが、今後は多様なツール活用へ。
 ●デジタルツール導入で何らかの効果を感じている経営者は80.6%。特に「人事労務管理」系のツールでは、導入している全対象者の9割以上が高い効果を実感。また個別ツールでは「ハンディ」(※2)が95.0%と高い効果を実感。
 ●デジタルツール導入で感じている効果は、1位「売上UP」(48.1%)、2位「顧客満足度UP」(37.5%)。コスト削減だけではなく、売上や顧客満足につながっていることも注目される。

・ワタミ「から揚げの天才」、400店舗のダイナムと提携。駐車場にコンテナ出店。
https://www.foodrink.co.jp/news/2022/06/2483818.php

海外でもファーストフードがこのパターンで展開で増やそうとしていますが、かなり知名度が高くブランド力のある業態のミニ店舗といった感じの位置づけです。そちらはかなり初期投資の削減が大きく、売上高も見込めるモデルですが、唐揚げ専門店だとそもそも初期投資が安いのでそこのメリットが小さくなるので、あえてコンテナにしなくてもいいような気もします。閉店時にさっと移動出来たり、期間限定での展開であればメリットは生かせそうです。

・元警視総監の樋口建史氏が Uber Japan のシニア・アドバイザーに就任
https://www.uber.com/ja-JP/newsroom/senior-advisor-higuchi/

 交通安全やコンプライアンスの遵守により一層注力し、全ての人が安心・安全にプラットフォームを利用できる環境づくりに努めていくとの事です。


・“純氷喫茶ココス”でレトロなかき氷を満喫♪「ふわふわ純氷かき氷フェア」開催!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000097263.html

今年のレトロブームに乗っかったキャンペーンです。すでに気温も高くなっており、かき氷系はまた、今年強そうです。


・マッスルデリとCHONPS、経営者を対象とした「食事だけのダイエットプログラム」の先行モニターを募集
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000025162.html

 こういったターゲットを絞ったキャンペーンは面白いですね。栄養管理サポートサービスの「CHONPS」における「STANDARDプラン」の2ヶ月無料提供(通常料金12,000円/月)、マッスルデリの食事(5食✕8週間分)を無料定期配送(通常料金は約20,000円/月)との事なのでかなり意識高い系の方でないといった意味でも経営者に絞って様子を見るといった感じでしょうか?

・原宿から新しいトレンドを全国に。フランチャイズ展開する次世代フルーツオレ専門店【The Label Fruit】FC向けサイト開設でサポート体制強化
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000483.000062684.html

 DX化された業態といった感じで、非常に今風な感じの業態ですね。モデル的に残念だと思うのが、システム系の手数料が高いことです。ロイヤルティーの他に販売手数料が3%(恐らくキャッシュレス決済手数料)とシステム利用料が5万、販促協力金が3万。原価が38%と高めなので、ここに決済手数料とか販促金が吸収されるような形だといいのですが。まあ、出店数を抑えて立地を選びながらやるのであれば、問題はないかと思いますが。

・昆虫食のオリジナルOEM商品開発を承ります! 日本サプリメントフーズ株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000080566.html

 大豆ミートが浸透してきたように昆虫食も徐々に広がっていくのですかね?見た目のハードルが解除されれば栄養素としての魅力はありそうですが。。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000051508.html

・デリバリーサービス「Wolt」が「松屋銀座」の商品をお届け!2022年6月24日(金)よりデリバリーサービスを開始!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000051508.html

デリバリーサービスを次のステージへということで、スーパーマーケットや、ドラッグストア、コンビニエンスストア、百貨店や専門店とのパートナーシップを積極的に構築していっています。

・おもてなしデリバリー「Wolt」 埼玉県に初進出!2022年7月14日(木)よりさいたま市、川口市、戸田市でサービス開始!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000051508.html

 7月には埼玉にも進出のようです。順調に店舗伸ばしていますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?