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飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(8/11~8/17)

最近の動向をチェックできないといった飲食店の方に向けて、私の気になったものをピックアップ、コメントを付けてまとめました。
 ・外食のマーケット変化を示すようなニュース
 ・集客(販促)に関連するニュース
 ・最近のトレンド商品に関するニュース
といった視点で選んでいます。
お盆期間中ということもあり、ちょっと内容少なめです。

・UberEats管理画面verアップ、Uber厳選について、管理画面の機能アップについて 
 
UberEatsの方で管理画面のVerアップがされ、Eats厳選の項目が追加されました。こちらは、UberEatsの注文画面の上位に新たに設置されたEats厳選の中に表示されるための基準を示したものになります。(下記、画面参照)
グリーンスタンダードの部分から4項目と得点の基準が4.7点と明示されました。オープン直後にこちらの基準を満たしていくことが初期のゴールとなりそうです。注目すべきは、注文数の基準が40件とかなり低めに設定されています。とにかく、初期の段階で40件の注文を取ると共に高い評価を得ることが重要となっていきます。

Ubereats厳選

・デリバリ―&テイクアウトアプリ「menu」グルメサービス「Retty」とサービス連携を開始https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000046860.html
 menuとRettyがデリバリーサービスの連携を開始しました。現状どちらもかなり厳しい状況かと思います。menuの本社のある四谷のうちのお店でもデリバリーの注文の入りがかなり悪くなっています。5月と比べると6月、7月と大幅に落ちてきており(半分以下になっています)、サービスの浸透がしていない状況で恐らく、他のエリアはさらに苦しい状況になっているかと思います。
 Rettyも媒体単体でみるとアクセスや予約数が伸びている店舗を見かけたりしますが、要因はGoogleマイビジネスと連携していることによって、そちらからの流入増によって変化が起きているといった感じです。
 これまで強みであった口コミの部分も、そもそもRettyに記載せずとも自身でSNSで発信ができるようになってきいます。食べログもそうですが、そんな中わざわざ無料で他(自分以外)の媒体に書き込みをする理由がないはずなので、書き込みをしている人はなんかしらのフィーが発生しているかも?と一般の方から勘ぐって、媒体での書き込みの内容を信用しなくなってきているというのが大きいと思います。

・コロナ禍でデリバリーに注目、出前館の加盟店数・注文数が大幅増
 https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2020/08/2020-0811-1641-16.html
 飲食店が生き残りをかけて販路の拡大といったところで加盟店舗数が増えていっています。また、それによって商品のバリエーションも出てきたことやUberが台頭してきたことも乗じてマーケットが徐々に伸びてきています。
 加盟店がきちんとした品質のものを提供し、お客様からの信頼を得ることができれば、このマーケットはもっと伸びていくと思います。

・中部主要外食チェーン 客足徐々に戻り売上8割まで回復 焼肉復調、ディナーも持直しhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0592e72f5f413c25e0b612b5ec2131e6a84fe7ac
 エリアによって、かなり差がありますが、中部地方では8割まで回復してきているようです。一方で、私が検索ボリュームを見ている範囲では、東京、神奈川、福岡はまだまだ厳しそうです。。

・成長する中食惣菜市場 外出自粛で客足減も郊外店から回復へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc7bde8be1830739c8efdc6936dc5db638df7c99
 先ほどのデリバリー同様にテイクアウトは順調に伸ばしてきています。検索ボリュームを見ても7月以降の落ち込みもデリバリーよりかは少なかったので、一つの選択肢として認知が広がった感じがします。一方残念なのは、イートインの売上が戻り始めたタイミングでやめてしまっているお店さんも多いですが、売上ルートの拡大といった意味では、将来にむけて継続をしておいた方がいいと個人的には思っています。

・新型コロナでファミレス大手2社が赤字転落…復活のカギは「テイクアウト強化」と「朝食需要」?
https://news.yahoo.co.jp/articles/02aa75ccc512f04e4c699a64d50d4344b9209aec
 外食企業の決算発表がされていますが、どこも厳しい状況です。売上拡大の方法としては、売上ルートの拡大(テイクアウト、デリバリー)と時間帯や商品バリエーションの拡張があります。これまで手を出していなかった部分でのチャンスをみなさん画策しているようです。ただ、忘れてはいけないのは、それを認知させ、集客するルートまで考えないと結果失敗するということです。

・「出前館 半額祭」を開催!!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000179.000029254.html  
 Uberが月額固定のサブスクサービスを導入したことに対抗してのキャンペーンかと思います。このタイミングでデリバリーの市場がさらに活性化してくれればいいですね。

・もっと、おうちでオイスターバー!“ベランピング焼牡蠣”もおすすめ 全国の旬の生牡蠣が楽しめるインターネット販売サイト「eOyster」オープンhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000009278.html  
 前回のニュースで取り上げたバルバッコアさんのBBQと同様のBOXをつかった通販です。もともとが卸を行っている企業さんなので、販売免許を持たれているので、早期に発売にこぎつけられたのでしょう。こういった体験型のものは、ハレ需要との相性もいいのでいいですね。

・オイシックス・ラ・大地、大戸屋ホールディングスと業務提携(流通額 約30億円規模の事業成長を目指し、共同でECサービスを構築)
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000443.000008895.html
 大戸家がオイシックスからの有機野菜を使うことは理解できるが、コロワイドからのTOBの話の時には、セントラキッチン化には味が落ちるからと反対していたが、冷凍でのECサービスはOKとはこれいかに?(笑)
 ただ、今後の飲食企業のモデルを考えるとECへの進出は必須化もしれませんね。

・都内23店舗、累計69店舗突破!出店拡大中のオンラインデリバリー限定店舗高評価続々獲得の 『東京唐揚げ専門店 あげたて』渋谷
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000233.000014510.html
 さらに出店拡大しているようです。デリバリーもUberEatsもマーケットが拡大しています。拡大マーケットの波に乗るのは定石だと思いますので、いづれやるのであれば、早めに参入していった方がいいでしょう。



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