見出し画像

飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2021/10/12~10/18)

今週は、今後に向けての色々な取り組みが発表されています。すかいらーく系のロボット導入やアークランド子会社のタイ料理のテイクアウトやデリバリーではfoodpandaがpandaマートの出店拡大を進めたりしています。私たちも今後を見据えていろいろと戦略を考えていかなくてはいけないですね。

・『出前館』、お店専用のデリバリーサイトをかんたんに作成できる「DeDirect」の導入店舗数が、6,000店舗以上に‼
~「ebica」、「TableCheck」、「トレタ®️」と連携し、2022年内を目途にイートイン予約機能の搭載予定~https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000029254.html

 『出前館』では、2021年8月30日(月)にお店専用のデリバリーサイトをかんたんに作成できる「DeDirect」をローンチいたしました。サイトローンチ後およそ1.5か月で、6,000店舗以上の導入が決まりました。今後、各店舗の「DeDirect」サイト内で、イートイン予約機能の追加を予定しており、飲食店予約台帳・管理システムサービスを提供する3社「エビソル」、「TableCheck」、「トレタ®️」と2022年内を目途に、連携を進めております。

通常のイートインの予約も出前館からできる仕組みにするのでしょうかね?総合サイトを目指すのは悪手だと個人的には思いますが… 機能拡張して使いづらくなる未来しか見えないですが。それよりも現状のデリバリーの管理画面を使いやすくすることやアルゴリズムの改善の方が優先順位は高いと思いますが… 

2021年8月期の重要KPI数値は下記のように好調でしたが、

画像3

利益でみると180億円近い赤字。販促費を大量にかけて売上を立てていることもあり今後、それらをやめた時に売上がどうなるのか?は怪しそう。また、大手が自社アプリへの完全移行をしてしまうケースも考えられるので、コスト構造をタイトにしていかないと厳しそうだと個人的には思っています。

画像4

・「ガスト」「しゃぶ葉」1,000店以上にロボット導入
人とロボットが協働するテーブルサービスレストランの新しい価値提供https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000213.000017486.html

 株式会社すかいらーくホールディングスが、2022年4月までに、「ガスト」や「しゃぶ葉」を中心に約1,000店の規模でフロアサービスロボットを導入していくようです。今後低価格の飲食店や小型も個人店とかから導入が進んでいくような気がします。コロナを経験し、人のやりくりや採用費を考えるとこちらの方が安くなるといった判断が出そうですね。

・フランチャイズ比較サイト「飲食FC比較」提供開始のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000457.000001049.html

株式会社シンクロ・フードは、飲食出店予定者と優良フランチャイズ本部をマッチングするサイト「飲食FC比較」の提供を開始しました。イートインに限らずデリバリー等の業態も紹介しています。ブランドのある業態は認知度での優位性がありますので、うまく活用することも検討してもいいと思います。

・牛めしの松屋が「弁当専門店」始めた事情
コロナ禍で外食大手が中食事業に本格参入
https://toyokeizai.net/articles/-/462773

松家と松のやの同居店舗に併設で弁当・総菜の業態「松弁KITCHEN」をオープンさせています。価格も税込み500円~で販売といったモデルです。
複合店出店も90店舗くらいすすめており、テイクアウト需要を狙っての今後の戦略のようです。参考までに

・国内No.1のレシピ動画「クラシル」、クリエイターによるショート動画投稿サービス「kurashiru shorts」を開始
国内最大の「食」のプラットフォームで、新たなファンを獲得することができます
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000189.000019382.html

 どんどんとショート動画への移行が進んでいきますね。このあたりはtiktokとの境界がしっかりとできないと競合していきそうですね。

・【ぐるなびリサーチ部】緊急事態宣言解除後の外食予定に関する調査
緊急事態宣言解除後10日間のぐるなびのネット予約数は前月比で約2.5倍に 約6割が外食機会が増えそうと回答!年代別では60代が最多で約7割
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001105.000001511.html

10月に入り繁華街では、だいぶ人の流れが、増えてきていますが、オフィス街は場所によってまだバラツキがありそうです。

■ぐるなび ネット予約数の推移

画像1

画像2

・「FoodDataBank 外食トレンドニュース」2021年10月号公開お肉を載せて贅沢に味わえる「ピラフ」を分析
チャーハンとは違うワンプレートの楽しみ方が人気に!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000012648.html

 外食トレンドニュース」では、メニュー単位のグルメアプリ「SARAH」で集まったユーザーの口コミ投稿を、外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」で分析したデータをもとにお届けするようです。今回はピラフについて

【調査結果・サマリ】
・コロナ禍でピラフの投稿数が上昇
・トンカツやハンバーグなどのお肉と一緒に食べるワンプレートが支持されている

【様々な一品メニューと組み合わせて食べられている】
・コロナ禍での投稿数が増加! 評価点も上昇する「ピラフ」
・ピラフで注目するのは、調味料? ワンプレートで贅沢に!

・家飲み実態調査 コロナ禍で家飲み「増えた」約22% 家飲みのお供1位は「TV」と「からあげ」
「ホットペッパーグルメ外食総研」が開催する「トレンド座談会」レポートhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001262.000011414.html

下記サマリーです。

■コロナ禍で家飲み「増えた」約22% 一人晩酌も約17%が「増えた」と回答

■家飲みのおつまみでは総菜ジャンル、特にから揚げ、餃子、やきとり、刺身など「居酒屋メニュー」に人気が集まりました

・唐揚げ好きのNo.1 美男美女を発掘するコンテスト「MISS & Mr. KARAAGE AWARD2022 Presented by 日本唐揚協会 」が開催決定!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000065673.html

 株式会社Themiss(東京都渋谷区、代表取締役:板谷 瞭太郎)は、 全国の16歳以上の唐揚げ好き男女を対象としたコンテスト 「 MISS&Mr. KARAAGE AWARD2022 Presented by 日本唐揚協会 」を開催いたします。
Aブロック予選エントリー受付中 https://www.karaageaward.site/

・【タイ料理の定番「ガパオ」や「ガイヤーン」がサンドイッチに!】「マンゴツリーキッチン」にテイクアウト限定メニューが登場
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000500.000032350.html

「かつや」などを展開するアークランドサービスホールディングス株式会社の子会社、株式会社ミールワークスは、タイ・バンコクに本店をもつ「マンゴツリー」の姉妹店で、ガパオやカオマンガイ、パッタイやヌードルなどを専門店として屋台のようにクイックにお料理をご提供するタイ料理のファストフード「マンゴツリーキッチン」で、10月15日(金)から、テイクアウト限定メニュー「ガパオトースト」「ガイヤーントースト」「マンゴサンド」を販売するようです。タイ料理のファーストフードといったのは面白いですね。このあたりのニーズがどれくらいあるのか?個人的に注目中。

・【夕食に関する調査】夕食を作る人がメニューの参考にする情報は、「ユーザー投稿型レシピサイト・アプリ」「テレビ番組」が3割前後。2018年調査と比べて、「料理動画サイト」が増加
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001096.000007815.html

消費者の情報取得の方法が徐々に変わりつつあります。若年層から動画サイトへ移行が進んでいますので、今後その流れが全体へ普及していくと思いますので、飲食店の情報発信もこれまでのグルメ媒体から変わっていくでしょうね。

<< TOPICS >>
■平日の夕食は、自宅で自分や家族が作ったものを食べる人が5~6割。平日の夕食についての行動・考え方は、「同居の家族がみんな揃って食べる」「テレビをみながら食べる」が夕食を食べる人の各40%台
■自分で夕食を作る人が、夕食のメニューの参考にする情報は、「ユーザー投稿型レシピサイト・アプリ」「テレビ番組」が3割前後。2018年調査と比べて、「料理動画サイト」が増加

・コロナ禍で2度目の「ハロウィーン」行事参加予定者は11.2%と前年より4.0pt減 肯定理由「経済効果」が減少、否定理由「感染拡大危惧」が増加
2021年「ハロウィーン」への参加意向・賛否の理由等を調査(2021年9月実施)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001255.000011414.html

現状のところは、参加予定者は昨年よりも11.2%減となっているようです。全面解禁になった際にどうなるか?はまだ未知数ですかね。店舗としてはお店を開けたり閉じたりが生じるたびに負担がかかるので、何とか安定して運営で出来るような形で進んでいってほしいものです。

<要約>
POINT1: 2021年「ハロウィーン」行事参加予定者は11.2%、前年に比べて4.0pt減
POINT2 :「ハロウィーン」の過ごし方、「家族・親族」と、「家で」「スイーツ」「料理」
POINT3 :「ハロウィーン」に肯定的な理由、「経済効果」はトップ3圏外に後退 「ハロウィーン」に否定的な理由、「感染拡大危惧」49.5%で前年より増加



・【コロナ禍の健康意識に関する調査】コロナ禍で「週に4~5回」以上自炊をするのは約7割!約4割が「健康に対する意識が高まった」と回答~ 20~60代男女に聞いた「コロナ禍の健康意識に関する調査」 ~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000078433.html

天然由来の低糖質甘味料「あまみちゃん」を展開するFONTEC R&D 株式会社が、「コロナ禍の健康意識に関する調査」を実施しています。
コロナ禍において「健康意識」の高まりが進んでいそうです。ヘルシー系メニューがコンビニや飲食店でも増えてきている感じがします。

【 調査結果 サマリー 】
・コロナ禍で「週に4~5回」以上自炊をする人は約7割。約4割が「毎日」自炊をすると回答。

・コロナ禍のステイホーム期間に「健康に対する意識が高まった」と回答したのは約4割。

・健康を意識する際に7割の人が「栄養などのバランスが良い食事になるように献立を考えている」と回答。
 20代は「調味料をより健康的なものに」、30代は「オーガニック・無添加食材を」、40代は「調味料の代わり
 を」、50代は「栄養などのバランスが良い食事になるように献立を考えている」、60歳以上は「調味料の量を
 抑える」を重視。

・2人に1人以上が、健康に気を使う理由を「コロナ対策」と回答。

・自炊をする際に、砂糖を使いすぎないように意識したことが「ある」と回答した人は半数以上。

・ほっともっとグリルが立教大学と1500カロリー超の弁当を開発 立教大学近隣店で販売開始
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b14b2d80e9680c57bc61a9d38202aa2d03344c5

ヘルシーマーケットが伸びている一方で、従来の中でも超がっつりをうたった業態もヒットしていたりします。商品構成もメリハリが大切なのでしょうね。

・さらに拡大!pandamart(パンダマート)2店舗目を神戸市内にオープン、10/12(火)よりサービス開始!お得なオープン記念キャンペーンも実施!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000068913.html

pandamartは、日用品や食品など、約2,000種類の商品を注文から30分※で届ける即時配達サービスで、現在国内5都市でサービスを展開しており、神戸市において2店舗目となる「長田店」のオープンで、全国で6店舗となります。
ここの部分がデリバリーにおいて結構、肝になると思っていますので、各デリバリーアプリ間で今後熾烈な争いが起きていくと思っています。


・デリバリーサービス「Wolt」宮崎県内初!2021年11月4日(木) より宮崎市でサービス開始!11月4日(木)- 11月17日(水)まで配達料無料キャンペーンを実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000051508.html

・デリバリーサービス「Wolt」徳島県内初!2021年11月4日(木) より徳島市でサービス開始!11月4日(木)- 11月17日(水)まで配達料無料キャンペーンを実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000051508.html





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?