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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/1/16~2024/1/22)

都内の人流データの公表が昨年末分までのデータで終了してしまったため、都内の業態系ワードのgoogleトレンドの数値を入れてみました。今やgoogle以外での検索も増えつつありますが、大まかなトレンドを捉えられるかと思いますので、こちらをウォッチしていくようにしたいと思います。
現状の検索ボリュームを見ると昨年の85%前後での推移となっており、コロナ後の回復も都内では頭打ちといった感じです。今後、大きく増えていくとすると繁華街でのインバウンドくらいしかないかもしれません。エヌピーディー・ジャパンが、2023年4~9月の外食・中食市場の市場動向分析レポートを公表していますが、こちらも全世代で見ると外食は-14%となっているようです。
一方でポスタスのPOSデータでは12月の売上は、昨年対比109.5%と伸びており、全体としては12月は売上が伸びていたようです。しかしながら、周りに聞いている感じでは売上は上がっているが、客数は以前のレベルに戻っていなさそうではあります。原価が高騰する中、客数減をどうやってカバーしていくか?は今後の課題となりそうです。

・東京都内業態系ワードのgoogleトレンド推移
 現状の1月(グラフ一番右)の先読みは昨年よりもボリュームが低く推移しています。※グラフの丸がついているところが2023年1月
 前半までは全体的に昨年対比で85%前後となっています。

東京都業態系ワード

・クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」飲食店売上動向レポート2024年1月
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000056468.html

ポスタス株式会社が、2023年12月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめて発表しています。

【調査結果】
■12月度売り上げは前年対比109.5%とプラス成長が続く
・12月度の前年対比の売り上げ伸長率は、前月から3pt増加し前年対比109.5%と、前月に続き上昇した。成長率自体は引き続き前年対比でプラスが続く。

■エリア別売上週次推移について・12月売上、前年対比の伸長率(地方平均)は111.7%と前月に続き増加。各地域の売上については、前年対比で100%以上とプラス傾向のまま推移している。



・外食業界における課題の現状は? 2024年の展望を予測
https://www.bcnretail.com/market/detail/20240120_393891.html

外食業界の抱える課題にもとづき24年の動向予測をするといった記事です。
詳細は記事を参照ください。
■人手不足の加速とAIの導入
■大阪・関西万博に向けた準備の開始
■データの統合と利活用のために
■危機的な状況から革新が進む

・食べログが逆転勝訴 アルゴリズム変更「合理的」、独禁法違反認めず
https://news.yahoo.co.jp/articles/41bf59b88a240b62d8a255f323d891344f696d66

大手グルメサイト「食べログ」に掲載されている飲食店側が「不当に評点を下げられた」として、食べログ側に約6億4千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が19日、東京高裁であった。判決は、食べログ側の独占禁止法違反(優越的地位の乱用)を認定して3840万円の賠償を命じた一審・東京地裁判決を取り消し、飲食店側の逆転敗訴とした。とのこと。
食べログの数値が悪いとやっぱりハレのシーンで使いづらいといった事はあり、店舗運営に影響はあるというのは事実です。個人的には依然、得点のアルゴリズム自体には不透明感はありますが、世間がだんだん食べログの数値を信じなくなってきていることが幸いだとは思います。


・名古屋「味噌煮込みうどん」香港で大成功のワケ 「大久手山本屋」香港1号店は1日600人が訪れる
https://news.yahoo.co.jp/articles/ead56ca71431d2b0cb1d38f4745fa3dfb48207c4

好みが分かれる個性的な味では海外ではウケないと思われているが、そんな定説を覆した店がある。昨年7月、香港の大圍(たいわい)に出店した味噌煮込みうどんの「大久手山本屋」がそれだ。1日平均600人が訪れるという人気ぶりらしいです。そちらについての記事です。


・にぎわい取り戻した外食業界、課題は人手不足と海外進出【業界研究ニュース】
https://asahi.gakujo.ne.jp/research/industry_topics/detail/id=3727

詳細は記事をご覧ください。
■総合的な外食企業が成長
■すき家などのゼンショーが売上高トップ
■賃上げに積極的だが、値上げも
■海外店舗数が国内の2倍以上に
■食への関心に加え変化に気づく感性も必要

・23年上期の外食・中食/Z世代の外食客数回復、寿司店では19年比17%増
https://www.ryutsuu.biz/strategy/q011971.html

外食・中食市場情報サービス「CREST」を提供するエヌピーディー・ジャパンは1月18日、2023年4~9月の外食・中食市場におけるZ世代(15~29才)の市場動向分析レポートを公表した。

<23年4~9月外食・中食の客数(19年比)>

2023年4~9月の外食・中食市場全体の食機会数(客数)は、Z世代では2019年同期比で8%減だった。外食業態では、外食・中食市場全体より回復が速く、3%減。全年代の外食業態の14%減と比べても、11ポイント差と大幅に回復が速いことが分かった。

Z世代の食機会数(2023年4~9月)の成長率を業態別にみると、寿司店(回転寿司含む)では17%増と大幅に伸長。全年代では食機会数が11%減と減少しており、その差が大きいことが分かる。


・『じゃらん』現地で食べたい!ご当地ラーメンランキング

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002364.000011414.html

株式会社リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』は「ご当地ラーメン」に関する調査を行い、その結果を発表しています。

・【スイーツ好きに調査】今、注目するスイーツとは?無人販売で即完売する映えクレープが松坂屋高槻店で1/31から出店
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000128836.html

有限会社アイティケイは、スイーツ好きの20代~30代の女性を対象に、「バズるスイーツ」に関する実態調査を実施しました。

■バズるスイーツの共通点が判明!?「美味しさ」「見た目」が大事!

購入場所としては「コンビニ」「スイーツ専門店」が上位に

【まとめ】スイーツ好き女子が思うバズるスイーツの要素は『美味しさ』や『見た目が可愛い』

・【スイーツ好き男女1000人に聞いた】各スイーツに合うと思う飲み物は?「ブラックコーヒー」が一番人気
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001040.000044800.html

日本トレンドリサーチが、和栗専門店「罪深き栗」と共同で「スイーツに合う飲み物」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開しています。
■まとめ

今回はスイーツに合う飲み物に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
各スイーツに合うと思う飲み物は「ブラックコーヒー」がもっとも人気で、50%を上回るスイーツもありました。

■「シュークリーム」に一番合う飲み物といえば?

■「ショートケーキ」に一番合う飲み物といえば?

■「チーズケーキ」に一番合う飲み物といえば?

■「チョコレート」に一番合う飲み物といえば?

■「和菓子」に一番合う飲み物といえば?

・飲食店とSNSユーザーを結ぶ、新たな集客プラットフォーム「TieUp(タイアップ)」1/16リリース。SNSユーザーの来店を売上に直結させ、飲食店の「売上獲得」と「拡散」を同時に実現!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000135135.html

株式会社F.labは、本日2024年1月16日(火)、飲食店の「売上獲得」と「拡散」を同時に実現する集客プラットフォーム「TieUp(タイアップ)」をリリース。飲食店とSNSユーザーの利用申し込みを開始しました。

飲食店はTieUp上に特別割引プランを掲載・集客し、その場で売上を獲得します。SNSユーザーはTieUpに会員登録をすることで、特別割引プランの検索と来店予約が可能です。来店後、ユーザーは自身のアカウントでお店の感想を投稿し、店舗の紹介を行うといったシステムのようです。
クーポン提供を使う代わりにSNSへの投稿を行うといったシステムですね。お店の投稿は増やすことはできるかと思いますが、それを見た人が商圏内にいるのか?や行きたいと思えるような投稿内容になるのか?といった問題はあり集客につながるか?はまた別問題だとは思います。

・NYの屋台からスタートした外食チェーン「ハラルガイズ」成功の秘訣
https://news.yahoo.co.jp/articles/24d256a0529cbae2f1fee50bddf44be614d98ab7

3人のエジプト人男性が、米ニューヨーク市の53丁目通りと6番街が交差する埃っぽい通りで、ホットドッグの屋台を始めたのは1990年のことだ。それから10年。この3人の起業家は、ほとんどの米国人がハラルフードが何なのか分かっていないという事実にもかかわらず、「ハラルガイズ」を全米で最も順調に店舗を増やしているフランチャイズ(FC)企業のひとつに成長させているといった記事です。


・2023年度の忘年会・新年会の開催は、約4割が昨年より増えたことを実感。「さっき言ったことが思い出せない」「グラスを戻した時の位置ずれ」は脳の脱水のサイン!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000045997.html

コロナ明け1年目となった今年度、忘年会・新年会の増加が見られています。そこで、プレミアムウォーター株式会社では今年度の忘年会・新年会をはじめとする飲み会に関するアンケート調査を実施しました。

調査サマリー & 忘年会・新年会シーズンの二日酔いや脳の脱水予防法 】
・2023年度に忘年会・新年会があった人はおよそ半数。昨年と比較して増加した実感がある人は約4割。
・忘年会・新年会でお酒を飲む人は66.3%で、1日に飲む量は2〜3杯がボリュームゾーン。年代別で見ると、20〜50代までは、歳を重ねるほど飲酒量が多くなる傾向にあり、50代が最も飲酒量が多い傾向。

・飲み会の翌日に仕事のパフォーマンスが下がったと感じた経験がある人は7割以上。また前日に忘年会や新年会があった同僚や周囲の人の仕事のパフォーマンスについても3人に1人は「下がった」と感じた経験があると言う結果に。いずれも「業務スピードの低下」を感じた方が最多で、自身に対しては7割以上、周囲に対しては5割以上が感じていた。

・自身への仕事のパフォーマンスについて自覚がある人が多い結果となったが、同僚の仕事のパフォー

マンス低下を感じた経験がある人の中には、「上司とのコミュニケーションが上手くいかなくなった」と言う声も上がった。

・4人に1人は飲み会シーズンにパートナーや同居人、周囲の人の物忘れが気になった経験があると回答し、年代別で見ると、20代で実感した方が最も多い結果に。


・【アンケート調査】自宅で魚を使った料理の頻度と好きな魚は?1位は大差をつけて「鮭」、2位、3位は?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000135215.html

株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」は、日常的に自炊にて料理を行っている人を対象に「自宅で魚を使った料理」に関するアンケート調査を実施しています。


・【アンケート調査】駄菓子「うまい棒」。みんなの好きな味ランキング1位は何味?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000135215.html

株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」は、うまい棒を食べたことががある人(20代以上)を対象にアンケート調査を実施したようです。
あまり、駄菓子系の調査はないので、参考までに。20代以上の人でも月に数回以上食べる方が20%もいることに驚きです。購入場所も半数近くの人がスーパーといった結果になっています。昭和の時代は駄菓子屋で子供しか買っていなかったと思いますが、大分変っているのでしょう。


・ラストマイル物流DXのエニキャリがWolt Japanと事業提携、自社デリバリーサイトのための全国配送網を即時構築するサービスを提供可能
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000056779.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000056779.html

株式会社エニキャリが、Wolt Japan株式会社(以下Wolt Japan)と事業提携し、当社が開発する配達管理システム「ADMS(アダムス)と法人向け即時配送プラットフォーム「Wolt Drive」とのシステム連携を12月13日に開始していたようです。woltは積極的に提携を広げていますね。

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