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飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2022/11/8~11/14)

 忘年会系の情報がいろいろな所から出ているが、共通して言えることは利用意向の高まりと組人数の低下。需要自体は回復してきているが、以前のような大型の宴会は減少傾向だろう。これ自体はコロナ前から起きていたことなので、ある意味も元に戻ってきているといった感じか。ニュースとは別だが、グルメ媒体の予約数の戻りを見ていても、予約数だけにしぼれば2019年を超えるところも結構出てきている。一方で売上自体は大きく改善されていない所も多く、都心部ではフリー来店せずに直前に電話予約、net予約するといったような行動形式に変化してきていると言えそう。このあたりの変化もmap系検索の増加につながっているだろう。インバウンド系の需要は順調に回復基調とそれぞれのマーケットが複合的に絡んでおり、エリアのニーズに合わせてメニューやコースの変化をさせていく必要がありそうです。

・東京都内における繁華街の混雑状況および滞在人口(人出)の増減状況
 →元のページが更新されていないため割愛させていただきます。

・2022年の忘年会の参加意向は昨年と比べて21%アップ 忘年会予約状況は昨対比 約5倍の復調の兆し
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000765.000009215.html

ワタミ株式会社が,居酒屋主力事業である「ミライザカ」「三代目 鳥メロ」の2022年10月末の予約状況と傾向を発表しています。

2021年と2022年の忘年会の参加実績と参加意向を比較すると、約21%のアップになり、不参加実績と不参加意向を比較すると、約21%のダウンという結果になりました。

■今年の忘年会のトレンドは少人数で集まるプチ忘年会!?

■理想とする忘年会の参加人数は6人以下、4人以下が約4.5割


・超速業態開発プラットフォーム「ロカルメ・オーダー」、XKitchenの年間60業態のデリバリーブランド開発実現を強力サポート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000067039.html

フード産業を持続可能な仕組みへアップデートをミッションとするスパイスコード株式会社(は、この度フードデリバリーのブランドシェアフランチャイズ事業を展開する株式会社XKitchenに、超速業態開発プラットフォーム「ロカルメ・オーダー」の提供を開始したことを発表しています。
このロカルメ・オーダーの仕組みは興味深いですね。どれくらいのコストダウンと効率化が図れるのでしょうかね?

【「ロカルメ・オーダー」について】
「ロカルメ・オーダー」は、新しい飲食業態を立ち上げる飲食FC本部・オーナー様を対象とし、業態立ち上げに必要なシステムと商物流を一括で提供することで、業態の垂直立ち上げを素早く実現させるサービスです。

・バーチャルレストラン×Googleマップ!?株式会社DORAYAKIがGoogleビジネスプロフィール・HP・各SNS一括管理サービス「Canly(カンリー)」を導入
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000037205.html

株式会社カンリーは「究極のブロッコリーと鶏胸肉」を全国約120店舗とオンラインストアで運営する株式会社DORAYAKIにおいて、当社が提供するGoogleビジネスプロフィール・HP・各SNS一括管理サービス「Canly(カンリー)」を導入したようです。
現状は、デリバリーにおいてはgoogle検索、よりもアプリ直で探すというのが主流の為、売上に対して即効性があるのか?は疑問ですが、情報の発信は今後を見据えるとやっておくことは悪くないでしょう。

・サイゼリヤ正垣会長 コロナでお客さんが来なくなった店は「どうしても食べたいもの」を売らなかったから。「たくさん売ること」を考えればおいしさの定義は変わるhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6b61201b4dab90109fedd8268d4232dd1db46f60

『「おいしい」を経済に変えた男たち』(TAC出版)の一部を再編集したものです。サイゼリヤ正垣会長の考え方が分かり非常に興味深いので、気になる方はリンク先及びほんの購入を。

◆「おいしい」に科学的な定義はない
◆手をかけなければかけないほど売れる
 いしいを「飽きない」と定義すると、「おいしい」ものの考えはずいぶん変わります。
 人間は、毎日、自分が一番必要としているものは忘れるようになっています。
◆たくさん売ることを考えると「おいしい」の定義が変わる
 イタリア料理を選んだのは、毎日食べても飽きない料理だったから
◆コロナはフードサービスが産業化するためのチャンス
◆コロナ禍で「お客さんが来なくなった」ことの意味
 コロナ禍でお客さんが来なくなった店は、「どうしても行きたい、どうしてもあれを食べたい」というものを売ってこなかったということです。だから、何がお客さんに絶対必要なものなのか、商品を見直すことも必要です。


・なんでも酒やカクヤス、“Go To Eatキャンペーン アナログ食事券”の販売を再開!11月10日より首都圏の店頭、宅配にて販売開始いたします。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000022125.html

 なんでも酒やカクヤスが首都圏158店舗の店頭でGo To Eatキャンペーンのアナログ食事券を販売するようです。また、店頭までお買い物に行くことが難しいご高齢の方や小さなお子さまをお連れの方もご利用できるよう、宅配(デリバリー)での販売も実施します。当社の配送可能エリアへのデリバリーサービスを活かし、「送料無料」でお届けしてくれるとのこと。

・2022年流行グルメ「マリトッツォ」が2年連続1位!今年の流行グルメキーワードは「健康」と「チートデイ」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001759.000011414.html

2022年12月号(11月25日(金)発行)にて、全国の20代・30代の男女2,075人を対象に「2022年の流行グルメ」に関するアンケートを実施しています。

2022年流行グルメのキーワードは「健康」と「チートデイ」の2つです。長引くコロナ禍で健康に気をつかっている人は依然として多い傾向です。今回の調査では、コロナ前と比べて炭水化物・糖質を「減らしたいと考えている人」が34.4%で、「健康に気をつかうようになった」という回答は26.6%でした。
 昨今の健康ブームの流れからの低糖質・高たんぱく需要の高まりとチートデイのワードの浸透からこれらが上位に来ていると思います。1位はマリトッツォですが、マリトッツォが流行ったというよりも新しいものが出てこなかったという感じですね。

■「マリトッツォ」が昨年に続き1位! 健康意識とその反動が表れる結果に

■「2022年に流行ったと思うグルメ」TOP10
(n=2,075、3つまでの複数回答、「その他」は順位から除く)

・寒くなると恋しい「冬に食べたくなる温かいメニュー」ランキング!ポイントは「シンプルさ」「汁物・とろみ」「甘いもの」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001763.000011414.html

「冬に食べたくなる温かいメニュー」について20代~60代の男女1,035人にアンケート調査を実施した結果をレポートしています。

Q冬に食べたくなる温かいメニューを全て選んでください。(n=1,035/複数回答)

・【デリバリーに関する調査】食事のデリバリーサービス利用者は4割。注文方法は「店舗のWebサイト・アプリ」「デリバリーのWebサイト・アプリ」が直近1年間利用者の4割前後

マイボイスコム株式会社は、8回目となる『デリバリー』に関するインターネット調査を2022年10月1日~5日に実施しています。

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■食事のデリバリーサービス利用者は4割。そのうち月1回以上利用する人は2割強。利用場面は、「休日・夕食」が直近1年間利用者の5割強、「休日・昼食」「平日・夕食」が3割前後。「平日・夕食」が増加傾向
■食事のデリバリーサービスの注文方法は、「店舗のWebサイト・アプリ」「デリバリーのWebサイト・アプリ」が直近1年間利用者の4割前後で増加傾向

・インバウンドの飲食店予約急増 個人旅行受入解禁を受け、2022年10月予約数 前々月比 25倍超え 『SAVOR JAPAN』が動向調査を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000734.000003515.html

株式会社USEN-NEXT HOLDINGSのグループ会社である株式会社USEN Mediaが運営する訪日外国人向けグルメサイト『SAVOR JAPAN』が、インバウンドの飲食店予約に関する動向調査を実施しました。

2022年10月調査結果(対象期間:9月23日~11月8日)
インバウンドの飲食店予約、8月比25.1倍、9月比5.8倍
・飲食店予約数は8月比25.1倍、9月比5.8倍
・1組あたり平均3.04人(ランチ平均2.7人、ディナー平均3.1人)、お子様連れの予約率13.9%
・希望時間帯はディナーが74.9%を占め、金土日が人気、平日比145.8%
・予算平均単価は7,764円/人(ランチ:5,663円、ディナー:8,468円)※予約時選択
・予約から来店までの日数は平均33.7日(現状最短3日前、最長88日前)
・10月中下旬より12月・1月の予約希望が増加
・ハロウィン、クリスマス、年末年始などイベント時に需要が高まる

・ヨシックス、インバウンド向けコース寿司「玉鋼」を12月に。日本刀を展示。
https://www.foodrink.co.jp/news/2022/11/1583824.php

 寿司居酒屋「や台ずし」などを展開している株式会社ヨシックス(本社:愛知県 名古屋市、代表取締役会長兼社長:吉岡 昌成)が、2023年3月期第2Q決算説明資料の中で、「や台ずし」に続く新たなインバウンドを意識した寿司業態を12月16日に名古屋市内でオープンさせるようです。都市圏では今後インバウンドを意識した業態が増えそうですね。

・唐揚げ特化FC募集サイト、オープン。唐揚協会が今度は「作る側」支援
https://www.foodrink.co.jp/news/2022/11/1080127.php

 一般社団法人日本唐揚協会(本部:東京都渋谷区、理事長:やすひさてっぺい)が、唐揚げに特化したフランチャイズの募集サイト「からあげフランチャイズ」を12月24日にオープンさせるらしいです。
フランチャイズ募集サイトの中でも唐揚げに特化した募集サイトは日本初。唐揚げで事業を始めたい個人や法人の方がこの募集サイトに訪れ、開業資金やサポート、受賞歴などを検索し、条件にあった唐揚店のフランチャイズ本部に資料請求ができるサイト。

・ブルーノート・ジャパンが新業態のダイニング「BLUE NOTE PLACE」を2022年12月6日(火)、恵比寿ガーデンプレイスにオープン
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000050330.html

株式会社ブルーノート・ジャパン は、2022年12月6日(火)、新業態のダイニング『BLUE NOTE PLACE (ブルーノート・プレイス)』 を恵比寿ガーデンプレイス内にオープンします。
旧ビヤステーション恵比寿跡地、200席以上を有する吹き抜け2階建ての大型店舗には、ダイニング、バー、ラウンジ、個室、テラスと多様なシーンに対応するスペースを完備。開放的な雰囲気の中、テーブルチャージ(席料)で上質なライブミュージックやDJプレイを、食事とともにカジュアルに楽しむスタイルを提案してくれるようです。

・大阪メトロが外食事業に本格参入
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20221110-OYO1T50013/

大阪メトロは9日、外食事業に本格参入すると発表した。2025年度までにレストランやカフェなど20店以上を出店し、経営の多角化を進める模様。コロナにより様々な産業が影響を受け、飲食への進出が増えているのでこれまでとは違ったところの競合参入も脅威として考えておく必要があるでしょう。


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