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飲食店におけるweb集客・ブランディング

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今では当たり前になってきた飲食店のweb集客。しかしながら日々店舗の運営に追われていて自分で情報を集めることは難しいかと思います。私もそうでしたが、知らないだけで損していることが… もっと読む
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飲食店の為のMEOの基礎知識(googleビジネスプロフィールのランキング要素)上位表示の要素について 2022年版

0.はじめに 2020年3月からのコロナの影響もあり、飲食店の取り巻く環境は大きく変わってきました。もちろん消費者の方の生活スタイルや情報デバイスや利用ツールの変化なども相まって集客導線も複雑になってきています。以前のようにグルメ媒体単体で集客をしていくという事が難しくなってきており、様々なメディアで情報を発信していくことが必要になってきています。  その中でも数年前からローカル検索においてgoogleビジネスプロフィール(旧googleマイビジネス)を見る方が大幅に増えて

2023年5月の外食web検索マーケット(飲食店の為のwebマーケティングデータ)

 5月はゴールデンウィークもあり、ちょっとイレギュラーな形で検索のボリュームの週による変動は激しかったです。外食も全体的には、回復基調ではあると思いますが、都内において実際の人出は、未だ2019年1月のレベルにさえ回復していないです。特に団体客比率や21時以降での売上の高かったお店は依然厳しい状況かとは思います。  検索ワードの分散(詳細化)や検索媒体の多様化も進んでおり、その対策もキチンと考えておかないとネットからの集客においては表示がされないといった事になっていきそうです

2023年2月の外食web検索マーケット(飲食店の為のwebマーケティングデータ)

ちょっと半月経ってしまいましたが、先月のマーケット状況についてです。都内では検索ボリューム自体は、コロナ前のレベル近くまで回復してきました。しかしながら、依然人流は1月から横ばい、売上は以前のレベルに戻らないといった感じです。  ネット予約が増加しているといったニュースも見かけるかと思いますが、以前よりもフラッとお店に入ることがへり、事前にお店をチェックするといった習慣が浸透してきていることから、検索回数が増えていますが、需要が増えたという事ではないので、売上にはつながってき

2023年1月の外食web検索マーケット(飲食店の為のwebマーケティングデータ)

 以前と比較すると人出は多く感じますが、都内の客観的なデータで見ると昼(15時)で30%前後程度、夜(21時)で25%前後落ち込んだままという状況。業態によって戻りにバラつきは出ているが、オフィス街のランチと繁華街の飲み需要(大人数、深夜帯)の売上比率の高かったお店は、より影響を受けていそうです。  急激なマーケットの回復が見えないこともあり、プラスで乗せるデリバリー業態や営業時間の延長、最悪は業態の変更も視野に入れて考えいかないといけない面もあるでしょう。  先々週くらい

2022年11月の外食web検索マーケット(飲食店の為のwebマーケティングデータ)

 大分、人出が回復してきていると感じますが、データで見ると都内の繁華街はまだ、-20%レベル(2020年1月対比)。年末に向けてもう少し回復してくると思いますが、22時以降をみていると以前のレベルまで戻るのは、すぐには難しいと感じています。特にコロナ禍でオフィス移転をしてしまった物件の空きが埋まっていないエリアはまだ、しばらく時間がかかりそうです。  集客の面では、グルメ媒体は以前のトレンドに戻ってきていますが、そもそも減少していたこともあり、効果は以前ほどではなくなってきて

『2022年12月の忘年会需要を考える』~飲食店の為のマーケティング講座~

 緊急事態宣言解除から半年以上経過し、久しぶりの規制のない状態での年末になります。とはいえコロナ前と同様になることは考えずらいというのが、店舗を運営していての実感かと思います。  そこで再度、コロナ前までの忘年会需要の変化を整理してまとめましたので、今年の12月をどう戦うのか?について考える際の参考にしてもらえればと思います。 ※過去の『ぐるなび』や『ホットペッパー』が行っているアンケートデータも使いながら考えていきたいとます。 ◎まとめ・今年の忘年会の参加率は  ホット

2022年10月の外食web検索マーケット(飲食店の為のwebマーケティングデータ)

 少しずつではありますが、夜の人出も回復してきており、Gotoトラベルやイートでさらに外食に対する空気感が変わってくれる事を期待しています。業態系や利用シーンの検索ボリュームは、コロナ前に戻ってきていますが、売上と比例しない所を見ますと1回の来店に対しての検索回数が増えてきていることを表しています。より細分化された詳細な検索を行うようになってきているという事でもあり、それらのニーズに即したお店にしていくと共にそれらのワードで見つけてもらえるような打ち出しをしていくことも重要と

GoToEatキャンペーンTokyoについて(2020年10月26日開始:飲食店の為の解説)

10月26日からGOTOイートキャンペーンTokyoが再開されます。そちらについての解説を記載していきます。 ※まだ、発表のされていないこともありますので、そちらに関しては随時更新していきます 既に前回、加盟店申請をしていた店舗さんも「飲食店等感染防止徹底点検済証」の取得&管理番号の入力が必須となります。※未取得店舗様は加盟店取下げとなりますのでご注意ください。 『2.GoToEatキャンペーンTokyoに参加するために飲食店が確認しなくてはいけないこと』は必ず目を通しておき

飲食店の為の『ただいま東京プラス』&『もっとTokyo』キャンペーンとその手続きについて ※まだ申請していない店舗は急いで!!

 先日、東京都が10月26日から「GoToイート」販売再開を小池都知事が明らかにしていますが、既に応募開始されているキャンペーンについても忘れてはいけません。  都内で宿泊業や飲食業を運営される方にとっては影響がかなりあるかと思いますので、『ただいま東京プラス』&『もっとTokyo』キャンペーンについてこちらにまとめました。 先に旅行関連の『もっとTokyo』から記載してきます。そのあとに観光関連企業に影響のある『ただいま東京プラス』について説明していきたいと思います。こちら

2022年9月の外食web検索マーケット(飲食店の為のwebマーケティングデータ)

 依然実感として人流の回復はしていないですが、検索ボリュームだけを見ると来店実態よりも戻っていると感じを受けます。恐らく、店舗の入れ替えが激しく起こっていることもあり、お客様自身の情報をアップデートするために以前よりも検索をする機会が増えているのではないかと推測されますので、検索ボリュームと売上の伸びが一致しない形になっています。グルメ媒体へのアクセスの伸びも悪く、googleMAP等の他の媒体への分散が進んでいることも見受けられます。  最終的なクロージングは店舗のコンテン

2022年8月の外食web検索マーケット(飲食店の為のwebマーケティングデータ)

 悪かった7月よりもさらに8月はマーケットが悪くなっていました。コロナ感染者数増大や悪天候、お盆休み等も重なり、複合的な要因で人出が減少していました。都内においては、お盆前後の人出は緊急事態宣言開ける前の2月くらいのレベル。マーケットに人がいないと手法での集客ではとり切れないといった面もあり、店舗の自力(口コミや囲い込み)が試されているという感じもあります。きちんと選ばれるお店になっていくという事と共にマーケットの変化に応じで業態も変えていく必要がありそうです。 ※テイクア

instagramフィードのアルゴリズム ~飲食店の為のマーケティング基礎知識~

徐々に飲食店の方もSNSに取り組みはじめていますが、なかなかその仕組みを理解せずに活動を行っている人が多いです。より効率よくツールを使う為には、そのツールのルールを知る必要があります。という事で今回はinstagramのフィードの仕組みについて記載してみました。 instagramでの露出を増やすためにはまずは、フィードのアルゴリズムについての概略をおさえる必要がありますので、下記の内容を理解して取り組みを考えるとちょっと内容が変わってくるかもしれません。 1.フィードと

googleビジネスプロフィールの投稿の仕方とポイント(旧googleマイビジネス)【飲食店の為のマーケティング講座】

0.はじめに 飲食店集客においてgoogleビジネスプロフィール(旧googleマイビジネス)の重要度が上がっているといった話を聞いている人が増えてきていると思いますが、具体的に何をやったらいいのか?わからないといった方にに向けて、投稿のポイントをまとめてみました。  基本店舗の方ができる事としては、店舗情報を常に最新状態に保つという事とこの情報の発信しかありません。多店舗との差を今後つけていくことを考えるならば、ここがポイントになっていくと私は考えています。 1.goog

googleビジネスプロフィールの投稿の種類について(旧googleマイビジネス)【飲食店の為のマーケティング講座】

0.はじめに 飲食店においてもMEOという言葉を聞くことが最近増えてきていると思います。コロナ前から始まっていた、消費者の認知・検索経路の分散(google検索からのグルメ媒体を主体とした導線だけでなく、SNSからの情報収集や検索、現状の位置からのMAP検索etc.)が起きたことによって、Googleビジネスプロフィールの需要度が上がってきています。自店の情報発信を適切に行う為にも投稿の種類について理解を深めていくための内容を記載します。 1.googleビジネスプロフィー