東南アジア、フードテック勃興

「要約」

東南アジアでフードテックスタートアップが相次ぎ生まれている。多様な食文化を背景にエビの培養肉や豚肉風の植物肉など様々な嗜好に対応する。既に人工肉が流通する米国と比べて創業間もない企業が多いが、域内の人口は6億人と米国の約2倍の巨大市場であり、東南アジア発スタートアップは大きく成長する可能性を秘めている。

「見解」

フードテックの流れは必然だ。なぜなら国連の推計によると、世界の人口は50年に約100億人に達し、増えた人口をまかなうためには食料生産を10年比で5割以上増やさなければならないとされているからだ。例えばシイタケを使った植物肉ミンチなどである。今後もこの流れに注目したい。

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