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飛騨市の木工業

動画クリエイターのシュウジです。
岐阜県飛騨市と株式会社Another Worksが行う、複業人材を登用する実証実験において、「関係人口創出パートナー」として選出いただきました。

今回は飛騨市の木工業について書いてみたいと思います。飛騨市は総面積の約93%の約737㎢が森林で覆われています。これは東京23区の合計面積(約627.6㎢)よりも広いそうです。そのため、木工業が盛んで技術の高さから「飛騨の匠」と呼ばれています。具体的にどんな企業があるのか見ていきながら、飛騨市の木工業について紹介していきます。



飛騨の匠とは

およそ1300年前、飛騨は都へ木工集団を派遣する見返りとして「租・庸・調」の租税のうち、庸・調を免除されたといわれています。つまり、それだけ技術を認められており、「飛騨の匠」とよばれるようになったそうです。

  • 租:収穫した稲の3~5%を納める

  • 庸:都で10日間労働するかわりに、布を納める

  • 調:絹や海産物などの地方の特産物を納める


飛騨市の木工業者

令和3年9月に公表された「飛騨市の製造業・モノづくり」によると、飛騨市の代表的な木工業者は以下の企業があげられています。

出荷額ベースでは製造業全体の8%、約59.2億円になります。

「飛騨市の製造業・モノづくり」

飛騨市の隣の高山市でも木工業は盛んで、特に「飛騨家具」とよばれる家具・装飾品が占める割合は10.3%、137.6億円になります。

https://www.city.takayama.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/185/2020kougyou.pdf

こうした背景には「飛騨の匠」とよばれる技術の高さがあることはいうまでもありません。こちらの動画を見ていただくと、その技術の高さが素人目にも感じられます。


さらにECの発展が挙げられると思います。過去は限られた範囲での取引でしたが、インターネットの発達で日本全国、世界中に販売網が広がったことが事業拡大につながったはずです。

少し前まで製造業や大工といった職人の仕事は若者から敬遠される傾向にありました。しかし、日本の資源を生かした木工業などの職人技は反対に稼げる仕事に変わっていくのではないかと思います。

僕が関わらせていただく「関係人口創出」プロジェクトは「未来のコミュニティ研究室(FCL)」が主体となって活動されています。

12月9日には研究発表会があるので、多くの飛騨地域の方に足を運んでもらえるよう活動していきます。

このnoteでは活動の記録を発信していきますので、ぜひいいねやフォローをしていただけると嬉しいです!よろしくお願いします!

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