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第101回 キンメルとショートの反論

真珠湾基地の責任者ハズバンド・キンメル提督とウォルター・ショート司令官らが、今回の引責で降格させられました。本来なら軍法会議にかけるところですが、そうするとローズベルト始めワシントン側の策謀もばれるかもしれないので異様な事態で、会議なしの処分となりました。

キンメルは無念であり、家族に、
「ローズベルトからは何も連絡はなかった。大統領なら知っていた筈なのに」と悔しがりました。
後にキンメルとショートの子孫は名誉回復の裁判を起こしました。1999年に上院で、2000年に下院で名誉回復決議が採択されましたが、時の大統領クリントンが署名を拒否。以降の大統領も署名をしていません。まるで署名をすれば、ローズベルトの間違いを認めてしまうかのように。

ローズベルトは2300余名の犠牲者に心の中で謝りました。
「申し訳ない。世界の大義のためだ。ナチスを撲滅させるためにも」
ウィリアム・ハルぜー元帥は、
「この戦争が終わった時、日本語は地獄でしか話されなくなっているだろう」と言い放ちました。(日本人は全滅するという意)
(続く)

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