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第106回 日本軍の快進撃

1941年12月23日、日本軍は台湾からフィリピンのルソン島に兵を進めました。バターン半島にダグラス・マッカーサーは立て籠もりました。
24日。アヘン戦争で中国から奪った英国領・香港が陥落しました。
しかし大戦の勝利を信じるチャーチルはホワイトハウスに泊り、
「前言った様に、原爆の情報を全て共有してアメリカでやって貰えないだろうか」という提案をしました。そして進んでいるチューブ・アロイズの作戦を正式に打ち明けました。
その夜、ローズベルトはチャーチルの泊っている部屋を開けた時、ちょうどバスタブを利用していたチャーチルはバスタオルを巻いてドア口まで出てきたものの、バスタオルが落ちて全裸になりました。しかしチャーチルは笑いながら言いました。
「私はもうアメリカに何も隠すものはないよ」

年が明けて1月2日、日本軍はマニラの無血占領をしました。
フィリピンは300年来スペインの植民地でしたが、1898年の米西戦争でアメリカが奪い、今また日本が奪ったのです。
日本軍自身、信じられない絶好調の快進撃が続いていました。(続く)

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