見出し画像

サラダで行く!ハンバーガーチェーンの旅(近場)


バーガーチェーンのサラダって食ったことなくない?!?!?!?! ​


これ以上の御託は最早不要だろう。
バーガーチェーンのサラダを食べる。
この記事はただそれだけです。


1.マクドナルドのサイドサラダ2種 + スパビー、ポテト

画像1

マクドナルドのサラダ、あると知ってはいたが注文するのは初めてだ。
価格は¥280、ドレッシングは玉ねぎと焙煎胡麻が選べるため2つ注文。
このドレッシング容器、学校給食以来な気がするなぁと懐かしみつつ開封。

画像2

野菜の内訳は主にレタス。あとは彩りに気持ち程度の紫キャベツと赤黄パプリカ。
付属のプラフォークを手にいざと思ったところでカップ裏の記載に気づく。

画像3

蓋閉めて振ればドレッシングが全体に行き渡るぜ!とのこと。
なるほど、蓋つきカップで提供するには理由があったのね!と蓋を閉め意気揚々とサラダを振り始める俺。

は、恥ずかしい!

外でフレーバーポテトを振るのも恥ずかしく思うのだが、その比でない感情に襲われる。
マックに来てサラダ振ってるわコイツ(笑)と、壁面に描かれたドナルドが俺を嘲笑しているように感じる。
俺は、マクドナルドで、何を……
恥を忍び振り終えると、カップの蓋部にべっとりと張り付いたドレッシングに気づき、二度と振るもんかと心に誓うのであった。

気を取り直して実際に食べてみる。彩り用の野菜が極々少量なため、味はほぼレタスだろう。ドレッシングの味が勝負となる。

まず玉ねぎドレッシングだが、一般的な玉ねぎドレッシングよりも砂糖系の甘みが少し目立つ。この主張のおかげでマクドナルドの味付けにも負けずに主張できているといったところか。
とはいっても、くどいほどの濃さではなく口内のリセットには丁度よい。
ポテトを食べる合間合間に挟むと油が流せてスッキリできる。

次に焙煎胡麻ドレッシング、こちらはイメージする胡麻ドレそのままといった印象。特筆すべき点はないが、どうも胡麻ドレッシングはバンズとの相性が良さそうだ。ハンバーガーの箸休めとして食べるとテンションを落とさずに突き進める。
今度、素ハンバーガーをテイクアウトして家でレタス、胡麻ドレッシングを追加して食べてみるのも良いかもしれない。おいしそうだ。



2.ロッテリアのカップサラダ2種 + 絶品チーズバーガー、ふるポテ

画像4

ロッテリア。あまり自分の人生文化圏に居なかった存在である。
それほど経験がないので公式が一番推していそうな絶品チーズバーガーと共にサラダを注文。
こちらもマクドナルド同様、ドレッシングはコールスロー、ごまクリーミーの2種から選べる。価格は¥275。
サラダの内訳はコーンとキャベツの2種、シンプルで良い。

画像5

マクドナルド同様カップ容器だが、コーンとキャベツであれば混ぜる必要もなく食べていればドレッシングは全体に行き渡る。

まずコールスロー。自分のイメージよりはかなり酸味が抑え目の味付けであり、良く言えばクセが無い、悪く言えばパンチが無いという印象。
メインメニューの味を邪魔せずに箸休めが出来るといったポジションのサラダと言えるだろう。

一方で胡麻ドレだが、こちらはマクドナルドの焙煎胡麻ドレよりもずっと焙煎みを感じることができる。かなり香ばしく、単体でおいしく楽しめる一品だ。
合間に食うには少し強めの味なので、バーガーやポテトの着手前に一気に掻っ込むと食欲の良い起爆剤となりそうである。


ちなみにサラダと全く無関係だが、初めて食べる絶品チーズバーガーは確かに絶品であった。
チーズバーガーというほどチーズの主張は無いため、チーズを期待して注文すると少し期待と違うかもしれないが、胡椒の効いたスパイシーなパティがチーズと見事に溶け合っており、非常に良くまとまった完成度の高いバーガーである。
機会があればまた食べたいと思う。



3.モスバーガーのこだわりサラダ + スパイシーチリドッグ、モスチキン

画像6

モスバーガー。バーガーチェーンの中でも野菜を推している方なので、今回の大本命だ。
メニュー名もなんと「こだわりサラダ」である。強気。
とはいえ価格は¥290と、マクドナルドのサラダに10円玉入れるだけ。
素晴らしい……
ドレッシングは減塩和風ドレッシングの1種のみ。
10年近くぶりのモスチキンと、モスで1番美味しいと信じてやまないスパイシーチリドッグと共にいざ。

画像7

これがこだわりサラダ。ちゃんとしたフォークが付いてくる。
公式によると内訳はキャベツ、レタス、グリーンリーフ、トマト、オニオン、黄パプリカ、ローストアマニ。多っ

実際に食べてみると、ここまでの2店とは方向性が明確に異なっている。
全体的に野菜が厚めのカットとなっており、パプリカの苦味、トマトの瑞々しさ、玉ねぎの食感を存分に味わえる。
塩味控えめなドレッシングは上記をまとめ上げる役割であり、「野菜の味を食らえ~!」という意思を鮮明に感じることができる。
写真では写っていないサラダ下部の千切りキャベツも非常にありがたく、底に落ちたドレッシングをうま~く吸収してくれるのだ。メインを食べ進めて舌が温まった頃には野菜本来の味のみでは少々物足りなくなってくるが、ドレッシング染み染みキャベツと合わせることで丁度良い塩味を提供してくれる。


以上、最高に美味い!といった主張の激しいサラダではないが、非常に完成度が高く、且つハンバーガー等と一緒に食べることも考慮された素晴らしい一品であった。天晴。
ローストアマニはよくわかんなかった。


4.バーガーキングのシーザーサラダ + ワッパージュニア、揚げ物類

画像8

バーガーキング。バーガーチェーンでは1番好きなのがココ。
割とジャンキーなイメージが強めだが、看板商品のワッパーは玉ねぎ・トマトがしっかりと組み込まれていて野菜のイメージも無くはない。
提供しているサラダはシーザーサラダ。
価格は¥300と最高値だがまぁ誤差だろう。

内訳はレタス、ベーコン、チーズと、あっさりさせる気は一切ない面構え。
お手並み拝見とゆくか。


うっま!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


シーザードレッシングがどえれ~~~~~~~濃厚でとにかくおいしい!
細かく散らされたチーズはレタスとドレッシングを上手く繋いでくれており、ローストベーコンの塩味とレタスの食感で濃厚な味に飽きを感じさせない。
こいつはサラダなんぞではなく、明確にジャンクフードに名を連ねるべき存在である。うまぁ……

正直夢中になりすぎて食べ合わせとかどうでもよくなってしまった。コイツだけでおなか一杯になるのを一生に一度はやってみたいと思う。


5.終わり


以上、徒歩圏内のハンバーガーチェーン4店のサラダを食べ比べた。
ポテト向け/バーガー向けの2種ドレッシングから選ぶマクドナルド、
食中向け/食前向けの2種ドレッシングから選ぶロッテリア、
ハンバーガー店のサラダとしての完成系を提供するモスバーガー、
ジャンクフードとして単品の力で戦えるバーガーキングと、
多種多様なサラダを楽しむことが出来た。

とはいえ、絶賛したバーガーキングのサラダでさえしばらく食べることは無いように思える。やはりハンバーガーショップに行く時は、バーガーとポテトで腹を満たしたい時なのだ。
数年に一度くらいのペースで、バーガーキングのシーザーサラダをかっくらう日でも設けよう。
次のオリンピックのタイミングに思い出せたらなぁと思う。


次回、ケンタッキー vs フレッシュネスバーガー、仁義なきコールスローバトルに続く(続かない)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?