見出し画像

cheer for "SELECTION PROJECT" #33 「2022/3/13 ☆SELEPRO PARTY☆」感想③

トークパート感想はコチラ
バラエティーパート感想はコチラ

引き続きセレパの感想記事になります。
前情報として私は昼の部D列・夜の部M列のそれぞれ下手席だったのでその目線での感想となります。
そしていつものことですが時系列や会話の内容など細部の記憶が間違ってるかもです。御容赦を。

4.メッセージ紹介

バラエティーパート後はお色直しのため一度舞台袖に引っ込んだ9-tieメンバー。
待ち時間のスペシャルコーナーということでセレパに届いたメッセージが紹介されることになりました。

平牧監督、キャラデザの平山さん、スミパンダ役の小野大輔さん、来栖セイラ役の大西沙織さん、天沢灯役の早見沙織さんからのメッセージが画面に表示されるとともにバビ市さんから読み上げられました。

もちろんこの皆さんはアニメ製作に大きく関わった方々ではありますが、メッセージに込められていた想いは私たちチアーズと全く変わらないのではないかと感じました。

9-tieがここまで頑張ってきたことへの称賛と、これからへの期待。

アニメ第13話のファイナルステージ。9-tieのパフォーマンスをたくさんの人が見守っていたように、アニメが終わった後も彼女たちを応援し支えてくれている人たちがいるのだと。

9-tieのメンバーはこのメッセージをどんな気持ちで読んだのだろうか――私はそんなことを思いながらスクリーンを見上げていました。

5.幕間映像「セレプロちゃんっ!劇場」

「セレプロちゃんっ!よ、永遠に~」からまさかの復活を遂げた「セレプロちゃんっ!劇場」。
デフォルメ化されたキャラクターたちが大画面でふよふよ揺れているので可愛らしさマシマシでしたね。

内容はチアーズからの手紙を読んで浮かれているメンバーを玲那がたしなめつつ、今後の9-tieの活動について各々意見を出し合うというもの。
セレパに向けてTwitterの公式アカウントでは各キャラクターのメッセージ音声が公開されていましたが、アニメ後にこれだけの長さの台詞が収録されたのは地味に久しぶりだったのではないでしょうか。もしかして数か月ぶりとか??

最後は鈴音の「チアーズに向けたエールソングを歌いたい」という言葉で締めくくられていました。その希望は叶うのか、それとも……。

6.ライブパート

①Glorious Days

ライブパートの1曲目はチアーズなら親の声より何度も聴いたであろうおなじみの「Glorious Days」。

この曲は昼の部の感想になるわけですが…。

やはり私だけではなく最初は白河さんに注目していた人が多かったのではないでしょうか。
1st Liveでは見ることのできなかったGD衣装に身を包んだ白河さんが元気よくステージに出てきた瞬間から、既に私は涙ぐんでしまっていたわけで(早すぎる)。

念願の9人勢ぞろいでのライブということもありメンバー全員が本当に楽しそうで、満面の笑みでアイコンタクトを交わしているのが印象的でした。
…と思っていたら2番の終わりに差し掛かったころ、白河さんが涙を堪えきれず顔を歪めてしまっているのが私の席からはっきりと見えたのです。

思えば半年前のアニメ開始時のニコ生。そして10月のリリイベ。
あの時と比べて今日の白河さんは見違えるようにメンバーと打ち解けていました。そして、今日に至るまでどれだけ小泉詩というキャラクターのことを考えていてくれたのかもチアーズには伝わっていたでしょう。

だからこそその涙でわかってしまった。1st Liveに出られなかったことの悔しさからようやく解き放たれたこと、そしてメンバーに対する信頼と親愛の大きさが。

私はセレパに臨むにあたって「1st Liveで死ぬほど泣いたから笑顔でエールを送ろう」とでかすぎるフラグを心に立てていたのですが、この時やっぱりぼろぼろ泣いてしまっていました。

でもまだだ…!ちゃんとステージの9人を見守るんだ…!と強い決意で顔を上げるものの、曲中のフォーメーションチェンジでメンバーたちが白河さんとすれ違う瞬間、彼女を励ますように肩や背中をポンと叩いているのを見て私は完全にやられました。

最早まともにステージを見ることもできず声を殺して涙を拭うのが精いっぱいという体たらく。グッズ販売で買ったばかりのマスクがやばいことに…!水野さんはソロパートで泣くのを堪えていたそうですがさすがのプロ意識です。

②Naked Blue

1曲目から間を置かずにすぐさま2曲目の「Naked Blue」。
セレパの告知でもテーマ曲的な扱いとなっており今やセレプロを代表するダンスチューンと言って差し支えないでしょう。

私の席は昼夜ともたまたま隣の席が空いていたため、ここぞとばかりに踊りまくってました。
この曲は劇中曲の中で唯一キャストによるダンス動画が存在しないわけですがそこは百戦錬磨のチアーズたち。1st Liveを経験したことでノリもバッチリでしたね!パリピだー!!

ちなみに欲を言えば1st Liveのイントロ長いverを聴きたかったという気持ちもあったりなかったり…。だんだん盛り上がっていく感じがすごい好きなので!

矢野さんが話していたところによると当初ライブパートは2曲の予定だったそうですが後から「Naked Blue」を追加してもらったのだそう。相変わらず9-tieの熱意には圧倒されますね。
そして昼の部では、泣いていた後輩を気遣った矢野さんがタオルを手渡そうとしたものの「大丈夫です先輩!」と気丈に応じた白河さん。二人の関係性が尊いのなんのって。

MC

基本的に記憶が夜の部の内容で上書きされてしまっていますが、少し昼の部の内容も紹介します。順番をほぼ忘れたのでそこは目をつぶってもらえるとありがたいです汗

「四天王どころか魔王を倒します!」「今日はゲームに勝てなかったので次回はてっぺん目指します!」など"らしさ"全開のMCだった水野さん

セレプロに出会ったことを「世界線が変わった」と独特の表現をしていた南雲さん。ファイトー!一発!の意味不明な勢い好きですよ。

改めて9-tieメンバーやチアーズと目を合わせていた荒井さん。そりゃもう毎日セレプロの曲聴いてますからご心配なく!

いつもと同じく「八木野土香"ちゃん"役の…」と話していた羊宮さん。チアーズはそんな律儀なあなたをちゃんと見守ってますよ。

「秋葉原のリリイベに来てくれてた人ー?!」と問いかけてくれた岩橋さん。せっかくなので思う存分古参(?)アピールさせてもらいました!

昼の部では泣いてしまっていた白河さんも最後は笑顔でのMC。少し間が空いてしまったものの忘れ物を取り返せて本当によかったです。

スタッフから注がれる愛について熱く語った花井さん。ものすごい目力で客席の方見るもんだから目が合ってしまって思わず目を逸らしそうになりました。

相変わらず自分の年齢をネタにしていた下地さんでしたが、いやはや仰るとおり年齢を言い訳にしちゃダメですね。今日のステージがその証明でした。

…そして、矢野さんのMCは。

「灯ちゃんみたいになれていましたか?」と鈴音の声でチアーズに問いかけていた矢野さん
昼の部ではこのMCパートのさらに後で何かを言いかけてぐっと堪えるような場面があったのですが、その答えは夜の部で明かされました。
「9人でのステージ」という目標はひとまず叶ったものの、でも全てをやりきったわけではないから。「本当は言ってはいけないことかもしれません」と前置きしてこぼれたのが「悔しい」という一言。そして2nd Liveへの強い想い。

それは、当日会場にいたチアーズの胸に打ち込まれた楔でした。

口にするのも憚られるような「この先」の話。
あと何回の偶然と、あと何回の奇跡が必要なのか私にはわかりません。

しかしこの日ステージに立った彼女たちが示した努力の跡は、諦めなかった人たちだけが刻めるものだったのは間違いありません。

③Only one yell

夜の部はせっかくなのでステージの方だけでなく客席の方も見てみることにしました。(ちょっと挙動不審な感じになってしまいましたが…)

実は1st Liveから運よく席順に恵まれて「D列→F列→D列」と3連続で前方席を引いたことから客席全体の雰囲気がいまいちわからなかったんですよね(なんて贅沢な不満なんだ…)。
ということでこの時(M列なのでやや後方席だった)は半身になる感じでステージと客席を交互に見渡していました。

みんなが思い思いの色のサイリウムを振っている光景はとても綺麗で、この9色の光はきっとステージ上の9人の思い出になってくれたはずです。

終わりの曲だから、終わりが近づいてしまっているから、この寂寥感は決して止められないけれど、せめてこの景色を目に焼き付けておこう――。

歌い切った9人の笑顔は何より眩しかったです。それはもう、本当に。

声援は無くとも騒がしかったパーティーは、これにて無事に幕を閉じたのでした。

この記事が参加している募集

#イベントレポ

26,053件