GUIDI 一枚革レースアップアンクルブーツ ドンキーレザー&ホースレザー
■ ドンキーレザー(エイジング約11年)
パリのLeclaireur Héroldにて2011年11月に購入。数日に一回は履いている手持ちでは最古参のブーツ。学生の頃に滞在していたフランスのグルノーブルから、とある週末にパリに出かけて見つけたモノ。
「17」と呼ばれるモデルは、かかとからつま先までが一枚革になっていて、無骨かつミニマルなデザイン。当時このモデルが欲しすぎて、かなりの数のセレクトショップを巡った記憶があります。ドンキーレザーは硬めで厚みがあるのが特徴で、シワの入り方もかなり無骨。
パリにはLeclaireurが2店舗ありますが、これを購入したHéroldの店舗は路地に大きな扉があるだけで「服を本気で見たい人」以外はお断りな雰囲気。地図を頼りに向かったものの店が見つからず一時は諦めかけました。
免税のおかげで日本国内の相場と比べて半額くらいで購入できました。しかもレアなドンキーの一枚革。良いモノは一期一会です。
ちなみに、帰りの空港での免税手続きではひと悶着ありました。グルノーブル空港職員のおじさんに「こんなボロ靴がこんな値段であるわけがない」と門前払いをくらいそうになり、つたない英語で本気で怒ることになったのは、今となっては良い思い出です。
新品でも普通の人にはボロ靴に見えるみたいですが、それがオブジェクトダイ(靴に仕上げてからタンブラーなどで染め上げる方法)の魅力です。
■ ホースレザー(エイジング約9年)
フィレンツェのPN\Pで2013年12月に購入。IEEE CDC(IEEE Conference on Decision and Control)という国際学会でフィレンツェに行ったときに見つけたモノ。
ドンキーレザーのブーツとモデルは同じですが、ホースレザーは表面がなめらかで柔らかいのが特徴。もともとはネイビーでしたが、今はエイジング(日焼け?)してダークブラウンです。
ドンキーレザーのGUIDIは学生時代、ホースレザーのGUIDIは助教時代からの相棒。これからもまだまだ現役で活躍してもらいます。
▼引き続きモノ雑記をマガジンに投稿予定です
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