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海外研究活動ログ2023

■ IEEE ISPCS2023@ロンドン(9/18-9/22)

日本標準時生成アルゴリズムとカルマンフィルタによる時系生成アルゴリズムの比較について発表

コロナ禍を経て3年ぶりの海外出張。2022年から始まった原子時計の分散時刻同期に関する研究発表でIEEE ISPCSに初参戦しました。正式名称は「IEEE International Symposium on Precision Clock Synchronization for Measurement, Control, and Communication」とのこと。(長)

National Physical Laboratoryのメインビルディング入り口

開催場所はNational Physical Laboratory(NPL)。イギリスの標準時であるUTC(NPL)を生成している国立の研究所。

羽田第2ターミナル国際線のANAラウンジ

ちょうど7月末オープンの新しい国際線ターミナルからの出発でした(正確にはコロナ直前に13日だけ営業していたらしい)。新しいANAラウンジにて一服。広くてキレイで快適でした。

■ ITSF2023@アントワープ(10/30-11/02)

ポスター発表の概要をショットガンプレゼン

こちらも原子時計の分散時刻同期に関する発表で初参戦。正式名称はInternational Timing and Sync Forum 2023。

ベルギーのアントワープは学生時代に世界で一番行きたかった街。長年のファンであるStephan Schneiderの本拠地です。ポスドク時代以来11年ぶりにブティックにも訪問できました。(なお、会議終了後です!)

店員さんも何も変わってないでしょ?と言っていた通り内も外もそのままでした

Metaの研究者のところに行った流れで原子時計界隈の大先生とMetaのブースでディスカッションすることができました。我々の研究にすごく興味をもってくれています。

ちなみに全員Metaの関係者ではありません(ご本人の許可を得るのを忘れたのでモザイクあり)

■ CDC2023@シンガポール(12/13-12/15)

時系生成におけるカルマンフィルタのスペクトル分解に関する発表

制御理論のトップカンファレンスであるIEEE CDC (IEEE Conference on Decision and Control)で原子時計による時系生成に関する研究を発表しました。CDCは毎年参加していますが、オンサイトでの参加は4年ぶり。

会場のマリーナベイサンズ

会場はテレビなどでよく目にするマリーナベイサンズ。高層ビルの屋上にプールがあることで有名です。(プールには行きませんでしたが)

シンガポール・チャンギ空港のドンキ

シンガポールは初でした。街中には日本のお店も結構ありました。セブンイレブンも都内と同じくらいの頻度で見ました。

2023年の海外出張は以上!来年も研究がんばります


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