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【聴く】#04認知バイアスに気をつける

一般的に、人の話を聞くときに

知覚の範囲内で理解したり、共感しようとする
そのため、知覚を広げていくことが大切だ

とお話ししました。

それに加えて

私たちは様々な「認知バイアス」によって
「聴く」を歪められていることも意識しなければなりません。

認知バイアスというのは

先入観や直感によって、判断が非合理的になる心理現象です。

固定観念に囚われたり

不安や心配から正常に判断ができなくなるのですが

ほとんど無意識に起こっていることです。

では、どのように気をつければ良いのでしょうか?

認知バイアスの要因は

 自分は正しい

 優位に立ちたい

 願望を通したい

と思ってしまうことがほとんどです。

そこから離れるには

一つは、普段から

常識、当たり前と思っていることが

本当にそうなのかと疑う習慣を持つことです。

違った視点に立ってみて

別の角度から見ても本当にそう言えるのか?と問い
他の可能性はないのだろうかと考えてみるのです。

もう一つは

自分の意見と同じものだけではなく

多くの情報から判断することが大切です。


現代はインターネットやSNSの発達により

自分の意見、嗜好に合ったものが自動的に集まってしまうようになっています。

すると、それが大勢の意見だと錯覚し
「自分の考えは正しい」と凝り固まってしまいがちです。

なるべくニュートラルに物事を見る訓練をすることで
相手の話もニュートラルに聴けるようになっていきます。


もし何かのお役に立てたり、心に響いたら、サポートしていただけると嬉しいです。 それが私の今後の活動への糧となります。