見出し画像

お洒落するみたいな感じでじゃがいもを扱ってみる

母の地元の知り合いから大量のじゃがいもが届いたらしく、父母ふたりそろってジャーマンポテトを作れとうるさいので作ることにした。

これでも減った方

ジャーマンポテトもいいけど、じゃがいもとチーズのガレット風なやつ(薄焼きにしたやつ)も作りたくて同時に調理開始!

ジャーマンポテト
じゃがいも×チーズのガレット風

2品作り終わったら、もう1品作りたくなってしまい、じゃがいもとかぼちゃとブロッコリーのポテサラを追加。

ポテトサラダ

全て初めて作ったのだけど、なかなか上手にできた。親もご満悦のご様子。合計でおそらく9個のじゃがいもを使った。ガレット用に千切りし、ジャーマンポテト用にざく切りにし、ポテサラ用にマッシュしたおかげで右腕はおわた。

実際に作ってみて、切り方や調理法、味付け、具材の組み合わせを変えるだけで違ったものが色々とできるもんだなと思った。人が髪型、服装、メイクを変えるだけで七変化できるのと同じように。

だけど、それは実際に試してみた人にしかわからないことでもある。色んな調理法を試してみたから、レパートリーが増えていき、色々な髪型・服装・メイクを試すからこそ新しい自分の姿を発見できる。

だから想像するだけではなく実行することが大事なのだ。と、つくづく実感する。

それはそうと、調理中に聞いていたラジオで、「売るものを作るのではなく売れる場所へ行く」というお話があった。

同じ商品でも国によって、または都市によって、需要があるどうかは変わる。例えば、自分は甘口カレーが得意だったとして、インドでは辛口カレーしか需要がなかったとする。そして、隣の国ミャンマーでは甘口カレーの需要の方が多いとする。そんな時、ミャンマーに移動することを考える人よりも、場所を変えずに今いる市場に合わせて辛口カレーを開発しようとする人が多いよね。というお話だ。

商品改良するには時間もコストもかかる。一方、需要がある場所へ移動するだけで、同じものが劇的に売れる可能性がある。わかっていても、実際は移動する方が面倒だと感じる人が多いのだそうだ。もちろん移動するにもコストはかかるし、需要があるであろう場所を見つけること自体簡単なことではない。だからこそ、徹底的なリサーチとある程度の直感を磨くことが大事になってくるのだろう。

これは友達作りの際も、恋人探しの過程にも当てはまるなと思った。(恋愛が苦手な私が言えたことではないが)自分の特性を好きになってくれそうな人がいるエリアに行かないと、マッチしない。

そしてマッチする以前に大前提て、自分の特性をよく知っておかなくてはいけない。

そんなことを考えながらも、無意識にじゃがいもの味や食感(特性)にマッチしそうな具材や調味料を混ぜ合わせ、本日の夕食の完成だ。

結局のところ、料理もビジネスも恋愛も友達作りも、本質は同じで、主役の特性を理解し、装飾品の特性も理解し、美味しく仕上りそうな場所へ放り込む。それを無意識に行えるようになるまで何度も試してみなければいけないのだ。

おわり。


私の価値観に共感したよ。サポートするよ。そんな方に出会えたら、泣いて喜びます。いただいたサポート代金は、自分自身が成長し、もっと素敵な記事を書くことによって世の中にプラスの影響を与える為に使わせて頂きます。応援のほどよろしくお願い致します。