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チェコ買い付け日記⑦「始めに明確にしておくべきコンセプト」

10時間ほど眠りました。
朝の6時ですがサイレンを鳴らしてパトカーや救急車が走っていきます。
寝ている間も何度かサイレンの音で目が覚めたような気がします。
プラハ中央駅のすぐそば、歩いて10分の場所にあるホテルなので、それも仕方がないことです。
とりあえず2泊分だけ予約していたので他のホテルを探そうか、と考えながら朝食へ。

美味しい。
特に豪華でもなんでもない、どちらかというと質素な朝食ビュッフェですが、種類も味付けもちょうど良い。
トマトジュースがあるのもとても良い。
他のホテルに移るのはやめて延泊することにしました。

今日から本格的に買い付けのために歩き始めます。
前回来たときに行った店や日本で調べてチェックをしていた店、途中で気になった店にも入ってみます。
何も買えなかったらどうしようという日本で抱いていた心配をよそに、素敵なものが次から次へと現れます。
昼前には荷物が重すぎて一度ホテルへ戻ることにしました。

ただ反省もあります。
私の好みではないけれど、これを好きな人がいるかもしれないという理由で買ったもの。
手に取りながら、レジに並びながら、お金を払いながら、何度も止めようかどうしようかと考えました。
お金を払ってしまったらもう遅いのですが。
ホテルに帰って買ったものを整理しながら、やっぱりこういうのは良くないと反省しました。
私が素敵だと思ったもの、私が欲しいと思ったものを売る店にする。
という始めに明確にしておくべきコンセプトを現地で決めたのでした。

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