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チェコ買い付け日記⑫「遠足のランチは村のレストランで」

フルシチェ村のレストランに入ると、かなり広い店内のほとんどの席は予約席の札が置かれ、コップやカトラリーが用意されていました。
ラダの村ということで壁にはラダのタッチの絵がペイントしてあり、額に入れたラダの絵も飾られています。
空いている窓際に座りピルスナーと店員のお姉さんのおすすめスヴィーチュコヴァーを注文します。

スヴィーチュコヴァーは煮込んだ牛肉にクリーミーなソースをかけた料理。クネドリーキというチェコ定番の茹でたパンを添えてクランベリージャムと一緒に食べます。
ソースは見た目ほどこってりしていなくて、ジャムがアクセントになってとても美味しい。
一皿でかなりのボリュームですが、なんとか食べ切りました。

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料理を待っている間に外から賑やかな声が聞こえてきました。
窓から覗くと小学1年生くらいの子どもたちが先生に連れられて歩いてきます。
ラダの記念館の方から来たので遠足で記念館を見学に来たのでしょうか。
子どもたちはそのままレストランに入ってきました。
40人くらい。
予約席はこの子たちのための席でした。
お弁当ではなく村のお店で食べるというのが新鮮です。
一人で食べる昼食が急に楽しくなりました。

いつまでも眺めていられそうでしたが、不審者と思われても困ります。
食べ終わったので店を出てラダの記念館へ向かいました。


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