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新しい私を生きるために、手帳を新調した。

先月、ここ数年の行いを新ためようと
本気で変わろうと決心した出来事があった。
簡単に言うと、初めて事情聴取というものをされた。

(この出来事を
笑い話にできるのはもうちょっと時間が経ってから)


これまで「この恋、一生忘れないだろう」
と思って泣いた日もあったけど
今では当時の彼の誕生日でさえ記憶が定かでない

人は、良くも悪くも忘れる生き物で
黒歴史でさえきっと過去の恋愛のように
あやふやな記憶になる

だから、きっと自分の中で
先月のある出来事を納得できる過去にできる
未来を期待している


大好きなドラマSATC
サマンサ(たぶん)が言っていた
「失恋の悲しさなんて、付き合った期間の半分の時間で忘れる」と


確かにそうだ
2年付き合った彼は1年くらい引きずったし
半年しか続かなかった元カレは
運命の相手だと思っていたから期間ではなく
一生未練が残るだろうと思ってたのに
もう既にいい思い出になった


記憶なんて、そんなものである


ちょっと寂しいけどそんなもの


だけど、その時に聴いていた音楽や
彼と一緒に行った場所やその瞬間など、
頭ではなく心で記憶していることは
人生の中で永遠に残るのかもしれない


夜に、あるバイパスを通ると
元カレとの初デートで私の事を知ってほしくて
とにかく私自身の今までを凝縮して語ったあの日をどうしても思い出す


秦基博のRainを聴くと
外見こそ好きじゃなかったけど
身長の高さとふとした優しさのある
37歳と過ごした日々が頭に浮かぶ・・・


みんな、みんな元気だろうか


思えば、17歳から今までの約5年間で
多くの事を経験した

本当に、多くの事を経験した


高校生の頃は
付き合っては別れてを繰り返して
友達から疲れたOLみたいな恋愛してるねと言われ
大学では
顔だけスペックだけの商人と遊び
失って気づく恋を知り
航海士に本気で想われた恋愛をして、私は引いた
久しぶりに本気で人を好きになるかもと思った人は、結婚していて
既婚子持ちの彼は私が20歳の頃から今まで続いる
不倫に本気になりそうで怖い
ホテル集合・解散の近所の男とも1年以上続いた
パイロットの魅力に惹かれかけ
誰かの愛人にもなりかけた


ただ、幸せになりたいだけなのに
目先の淋しさを埋めて、目先の快楽に自制できず
自ら幸せになるための道を選んでこなかった


そして、先月のある出来事をきっかけに
このままじゃろくな人生送れないと悟り、
形から入るタチなので、まず手帳を買いに行った


ただ、今までの行いが全て間違っていて
彼らと出会って時には恋した時間を全否定して
「新しい私になります!」
っていうことではない

時に、新しい世界を知った人や新たなことにチャレンジしてる人が
その今までにやってきたことが一番ダサかったように
全否定する人がいるけど、そうじゃないだろうよ・・・と、笑

今までの私がいて
そこで出会った人がいて、そこで感じた私がいて
今の私がいるわけであるから
私はいつの私であっても私といままで出会ってきた人すべてに、
そして彼らには本当に色々な事を学んだから感謝してる


心の底から
この気持ちで一杯


ありがとう


そして、この過去たちを思い出にして
私はまた新しい自分になりたくて
新しい幸せの探し方をしたくて
手帳を買った

無印用品の108円の手帳を買った

そして、新しく買ったはいいけど
今までのものの方が使い勝手が良くて
結局元の手帳に戻ってしまった。笑

やっぱり使い慣れた手帳が1番だったことに気づいた


結局、何が言いたいかというと
私にとって手帳を中途半端な時期に買い直す時は
何か決心した時に限っていて
手帳って過去を見返せる手段でもあるから
それを真っさらにすると
心なしか真っさらの状態で明日から
頑張ろうと思えるという事

逆に、手帳を無くすとめちゃくちゃ心細い。
私の過去も未来もなくなってしまったような
感覚に陥る

私にとって手帳は
未来の予定を立てるためだけではなくて
過去を振り返ることの出来る思い出帳なのかも

だから、これからも
今まで関わった人たちから教わった事や思い出を
忘れずに、忘れそうになったら
過去の手帳を見返して
あぁこんな日もあったなぁ・・・なんて
一人でにやけながら懐かしむ未来がくればいいな。とか。

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