微睡タイフーン

昨夜から一気にドバーーッと轟音を立てながら雨が降ったり、風が雨戸をごんごんごん、と鳴らしたりしていた。
台風である。
直撃はしなかったものの、なかなかの迫力がある台風であった。今まさに台風が通り過ぎている所もあるだろうから過去形にするのは早すぎるのだけど。

この影響で仕事がお休みになり、久方ぶりに惰眠を貪った。朝、連絡などを負えて二度寝につき、気付いたら正午を大きく過ぎて13時を迎えていた。

昔から寝てばかりいる人間で、学生の頃なんて本当に良く寝ていた。いつかの日記にも書いた気がするけど。
たいして夜更かししたわけでもなく15時間くらい寝ることもよくあった。なにをそんなに寝ていたのだろうと思う。あの頃を後悔はしないけど、ただ、謎だ。

タバコを吸っていると、出かける場所出かける場所で「喫煙所はどこかな」と探す癖がつく。タバコなんて、自分でも阿呆の極みだなぁと思うが、致し方ない。買い物で遠くまで出かけたにも関わらず何も買わない日があると、ただただ吸い殻を遠くの街に捨てに行った、みたいな事になって滑稽だ。

睡眠には、それと同じような意識が発生していると思う。タバコなんかよりももっと重大なスケジュールとして。
旅行なんかに行くとこの時間にこれだけの時間睡眠を取って、そして…とスケジュールを立てる事も多いだろう。
僕の場合、その睡眠に割く時間が多い上に、優先順位のかなり上位にランクインしてるものだから、我ながら困ったものである。

寝すぎるのはよくないなぁとは理解しつつも、やめられない。寝ることをやめられないのは当たり前だけど、なるべくそれを多く求めてしまう。これを書いてる今も、眠い。
ほとほと、困ったものである。

しかしそうしてダラダラと寝れるのも、台風による被害が殆ど無いくらいで済んだおかげである。住む場所が違えばとてつもない日曜日を迎えていたかも知れない。というか実際にそういう土地がある。今回の台風に限らずだけど。

今すぐに出来ることといえばコンビニのレジにある募金箱に、ささやかながらのお金を入れるくらいだけど、被災された土地の一刻も早い復興を願っています。
そして、被災された方々が安心してぐっすり寝れる日が一日でも早く訪れますように。

#日記 #雑記