文学フリマは楽しかったけど

5/19に開催された文学フリマ東京に参加しました。友人のブースを手伝いつつ、プロの作家さんの本や話題の本、面白そうなエッセイなどを会場であれこれ買い求めました。

いや、すっごく楽しかったけどすっごく辛い文学フリマでした。ここで強く言いたいのは辛くなったのは自分自身のせいであり、友人たちには1ミリも非がないということですのであしからず。

何が辛かったって……自分の原稿に向かい合うのが辛かった。

あと、当日の文フリの混雑!!

一つずつ説明します。

まずは、自分の原稿について。
アンソロジーに寄稿するために原稿用紙30枚の短編を書きました。ぴったり30枚と決めていたのは、最悪〆切を破ってしまっても本の編纂にはあまり影響がないからです。あと、同人誌原稿可能な新人賞に出そうと目論んでいて、その規定枚数が30枚〜だったんですね。なので一挙両得、と考えていたわたし……舟和のあんこだまより甘かったです。

まずね、書いても書いても原稿が良くならない。

10回以上は書き直したんじゃないでしょうか……。それでもやっぱり納得できなくて、あと数枚で完成なのに冒頭から書き直すという暴挙出て、〆切を破ってしまいました(土下座)。
I編集長、本当にすみませんでした。

そして、出来上がって読んだ自分の文章。というか作品が。もうね。下手すぎて。未熟すぎて。泣きたい通り越して菩薩顔になりました。他の皆さんの作品は面白いのに。あんなにあんなに書き直したのに。もうダメだ、と辛い記憶が残る作品となってしまいました。

しかし落ち込んでも上手くならないので、ちびちびやっていくしかないですね。
拙作ではありますが、感想を寄せてくださった皆さまありがとうございました。

んで、二つ目。

文フリ当日、人多すぎる問題。

今回から文フリは入場料として1000円かかります。前回よりゆったりして余裕でお買い物できるかなーなんてとんでもない。練乳より甘い考えでした。

入場前の人、人、人。入場後の会場は熱気がすごく、隣ブースにいた友人は「人いきれで倒れそう……」と呟いていました。全く同じ気持ちでした。通勤ラッシュの新宿駅のごとく無限に人が溢れかえり、
「読書人口ってこんなにいたんだ……!」と感動すら覚えました。

いやしかし、第一会場→第二会場までの移動が鬼すぎて(涙)
人が多すぎるよ!最後尾が見えないよ!みんなここは文フリだよ!夏コミじゃないよ!!!!!


……と、辛くて楽しくて辛くて……でもやっぱり楽しい文フリとなりました。

次回はなんと東京ビックサイトでの開催です!
もうスペースを申し込んでしまったので頑張るぞ!

今度こそ楽しいだけの文フリになりますように。


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