無職もニートも自民党議員も、自己利益の最大化のために動いている
いまから3日前、noteにこの記事を書いた。
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記事本文内で、現在、95人も裏金着服議員を囲っているため(残り3名は逮捕され自民党から離党した)、新総理が誕生したら、メッキが剥がれる前に、直ぐに衆院解散総選挙へ持ち込む。
それが自民党議員の金の最大化に繋がる。
と書いた。
次の衆院選で、大物以外の一部の裏金議員は公認されなかったとしても。だ。
参院にも裏金着服議員がいるため(トップの総理が変わっても、中身は同じ自民党である)、また、脱税や不倫や贈賄がバレる前に(自民党議員は月1で何らかの事件を起こし逮捕される)、よって、直ぐに衆院解散総選挙に持ち込みたいインセンティブ(動機)がある。
新総理が誕生すると、日本人は新しもの好きで、ご祝儀期間となり、一時的に内閣支持率が激増する。
その瞬間最大風速のときに選挙をやりたい。
自民党がもっとも支持されるとき。それは、新内閣が誕生し、なにもしていないときなのだ。
よって、新総理が誕生したら、でき得る限り早く、内閣支持率が高い内に、迅速に衆院解散総選挙をしたい。彼らはいまそう思考している。
と、3日前に書いた。
書いてから2日後。つまり昨日。
昨日の時事通信社の記事はこちら。
■昨日の政治ニュース
記事本文内で自民党の複数議員は
解散はこの秋しかない
新しい総裁で早期に信を問わなければいけない
新首相は経済対策の策定と並行して衆院解散に踏み切る
と述べている。
…前回の記事、予言書のようになってきた。3日前にnoteで書いたことを言ってる。
私の様な無職の経済学徒も、ニートも、自民党議員も、自分の受け取れる税金、要はお金の最大化のために生きている。
金を受け取れることに、その確率を上げることにフルコミット(一体化)している。
金のために一番良いのは、自民党議員がコメントした様に、新総理が誕生し、内閣支持率が激増した瞬間、迅速に衆院解散総選挙へ持ち込むこと。
来月末、9月20日から29日まで自民党総裁選をやることで、メディアは10日間、自民党一色になる。
というかもうすでになってる。
■8月17日までの日本の政治ニュース
1億2,000万人が視聴するテレビも全国5大紙もすべて自民党一色である。
野党議員なんて一人も報道されない。
これで選挙になったら、知ってる顔、知ってる人のほうが、まったくテレビに出てこない議員会館の事務所でいま真面目に仕事している野党議員より圧倒的に票を獲得できてしまう。
これが自民党の必勝パターン。メディアジャック。岸田総理が選挙で圧勝したときと同じ。
総裁選のため、連日テレビは自民党だけを報道する。それに依って、次の4年間もまた自民党政権がこの国を支配する(*出典1)
早期解散で自民党は圧勝する。
よって、歳費(衆議院議員のお給料のこと、原資は税金)は、今後4年間安泰で受け取れることになる。
交通費込みで、自民党議員一人当たり、年5,000万円ずつ。
金の最大化のために動いている。日本の国会議員は。
自分の受け取れる税金額の最大化のためにいま選挙をやろうとしている。
ミクロ経済学通りに社会は動く。
インセンティブ理論。
なぜなら、人々は無職もニートも国会議員も同じ。
人は強欲だから。
個別人々が、そのプレーヤーたちが、強欲に動いたと仮定した結果、その先を予見する。
論理を組み上げる。それがミクロ経済学最高の理論。インセンティブ理論。
日本の国会議員は強欲だから読み易い。
衆議院の任期は4年。今後4年間で総額2億円の税金を受け取るべく、いま、動いている。
金・金・金。
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(おしまい)
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