悪質なオンサインサロン詐欺に引っかからないために、どうすればいいのか?
最近、オンラインサロン詐欺に引っかかる人が多くて少し引いている。
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この外貨に50万円投資しろ!とか、投資の基礎知識しか学べない情報商材を100万円で買わされてしまい破産寸前で泣き寝入りす
るとか、記事に書いてあって少し引いている。
どうすればオンラインサロン詐欺に引っかからないで不幸にならない、楽しい人生を送れるようになるのか?
少し考えていた。
と言うのも、noteやっているとお金の稼ぎ方を教えてほしい。
という書き込みが多く、私はお金の稼ぎ方の記事を書きたくないのだが、ニーズがあるため仕方なく書いている部分があるためである。
要は、自分も詐欺師の人間と、同じ立場に立脚しているからだ。
私もお金の稼ぎ方で1記事200円くらいお金を受け取っているのである。
詐欺者と立場が同じなのだ。
そのため、詐欺者のやり口も手に取るように分かるし、その対策すら分かってしまう。
まずオンラインサロン詐欺の詐欺師の心理から見ていこう。
テレビやネットメディアというものは珍しいものを取り上げ報道する特徴がある。
なぜか?
なぜなら、彼らはまともなマクロ(国家規模)の情報を提供したい。
人々に適切な情報を提供したい。などという意思がないためである。
令和元年の交通事故死亡者数は3,215名だった。
日本では、1日あたり8.8人そこらの道路で毎日人が死んでいることになる。
しかしそれらすべてをメディアが報道することはない。
珍しい情報ではないためだ。
ストーカーが少女を誘拐することが年に一度程度起きる。
するとテレビ・メディアが一斉に大々的に報道するから、ストーカーが日本にたくさん居るように見える。
しかし、実際には年に一度程度であり、子供は毎日そこらの道路で轢かれ死んでいるのだが、自動車のほうがストーカー犯より300倍以上高リスクなのだが
そういう金にならないハイリスクなファクト(事実)をメディアは報道しないのである。
ちなみに、ネットメディアも新聞も高齢者ドライバーが轢き殺した事故を毎日のように報道しているが、75歳以上のドライバーが人を轢いて殺す確率は全体の13.5%のため
あなたが道路で轢き殺される場合、86.5%の確率で高齢者ではない成人によって轢かれて死ぬのだが、メディアは金にならんから高齢者は悪!
というネット民が喜び炎上してアクセス数が増える(広告費を荒稼ぎできる)、記事しか報道しないのである。
低度の低い国だ。
何が言いたいのか?
福島第一原発での死者はゼロ人だった。
原子力は危ないと言うが、火力発電所と自動車から生まれる大気汚染によって日本人は毎年5万人ずつ死んでいるが、こちらのほうが死者は多いのだが、メディアは報道しない。
一体何が言いたいのか?
もっともハイリスクなファクトほどメディアは報道しないときがあるということである。
もっとも金になることを、視聴率がもっとも取れることだけをメディアは報道しているということだ。
さて、話をオンラインサロン詐欺に戻す。
オンラインサロンで詐欺に遭う人間は非常に少ない。
100人に一人、1,000人に一人程度だ。メディアはその少数を(珍しい出来事であり、金になるから大げさに)報道しているに過ぎない。
先程の論理性が適用されるわけだ。
騙される人間は常に少数なのである。
すると、そのファクトは詐欺師の心理にどう働くのか。
当たり前のことだが騙せる人間の母数は少ないのだ。日本人はまともな人のほうが多いのである。
すると、詐欺師は、一人当たりの詐欺で騙す金額の量を増やさざるを得ない。
たとえば200円ぽっち騙しても飯は食えんのだ。
1人あたり50万円とか100万円とか騙せば、騙される人間は少ないが、少人数騙しただけで多くの金を奪えるという心理が働くのである。
このインセンティブ(動機)を逆手に取ることが詐欺を見抜くコツとなる。
つまり高額な情報商材とはほぼすべて詐欺である。
少し考えてみたら分かるだろう。
もしも有益な情報を持っていたらあなたはどうするだろうか?私だったら絶対誰にも教えずこっそり投資するね。
絶対儲かる(絶対儲かる金融商品などこの世に存在しないが)のだとしたら、期待値を最大にする場合、他人に薦めて50万円ぽっちもらうくらいなら、自分のあり金を全額ぶち込んで大儲けしたほうが儲かるの
だから、他人に教えれば教えるほど損をするインセンティブ(動機)が働くわけだ。
他人に教えるよりも、その投資を自分がしたほうがより儲かるのである。
誰もが知ってる基礎的な投資の情報だったら問題ないけど、誰かに知られてそれが社会常識になってしまうと勝てなくなってしまう情報など、誰にも教えたりはしないのである。
そしてそういう知力の高い人間というのを常に探している人たちがいる。
それは誰か。出版社である。
そのため既に投資家として成功を収めた人間とは、既に紙の本を出版している人である。
だから無名の人間の投資サロンはすべて詐欺であると言って良い。
(だって成功してたら既に出版社から紙の本出してください!って言うオファーが来てるはずなのだから、逆説すると、紙の本を出してないということはまだ成功していないということに他ならない)
さらに言うとね、紙の本を出版してる人たちは、たった1,000円ぽっちの投資本を書いているのだが、もう彼らは上がっちゃった人間なのだ。
意味わかります?
もう金が余って余って仕方がない人間ということである。
だからこういうことをすんの。
■作家、藤沢数希さんの投資実況ツイート
出典:藤沢さんのツイート
私もこれをリアルタイムで見て爆笑してたのだが、藤沢さんはTwitterでビットコインをいまだ買えー!
とか言って実際に買いまくって(ショートだったか忘れた。多分ショート。空売りって意味)
3年前の3月の運用実績が1ヶ月で980万円を越していたのである。
1月で980万円稼げる情報をTwitterで他人にタダで配る。
なんでこんなことするのかずっと不思議に思ってたんだけど、有益な投資の情報を持っている人っていうのは、まず最初にそれを自分のために使っているため既に金持ちなのである。
だからもう一生働かないで済むほど金が余って余って余りまくってるの。
彼らみたいな紙の出版物を販売してる作家さんはね、既に上がった側の人間なのよ。
お金をもう使い切れない。だからこういうふうに他人に金を月1,000万円も配るとか言う高度なギャグができるのよ。
自分の投資法が正しかったら人に教えたりしないでしょ、普通?
教えたら損するもの。
そしたらその投資法でまず自分が金持ちになって、人生上がっちゃうでしょ。で、上がったあとこういうギャグをするの。
つまりサロンとかやってる人はまだ上がってない人間。
金が余るほど稼げてない人。
クソみたいな投資法しか知らない人たち。だから他人に教えても良いというインセンティブ(動機)が働くのである。
有益な情報というのは他人に教えたりしないの。ということは、逆説すると、他人に教えられる情報はすべて劣悪であると言える。
サロンをやる詐欺師の心理はこう。
自分の儲からない下衆い投資法を他人に提供するが、しかしそういうのは騙される人の母数が少ないため、一人あたり50万円とか100万円とか高単価にして(騙す人の数が少なくても人生上がれるよう価格を高額に設定する、つまり高額の情報商材はすべて詐欺である)
そして少ない被害者で最大の利益を生もうとするのである。
逆に超金持ちは、前澤社長みたく逆に金をばら撒いたり(笑)、正しい情報だから200円程度でもバカ売れしたり(藤沢さんのnoteがそう)、高額になったりはしないインセンティブが働くのである。
というか金持ちは金が余りまくっているから、逆に金を配るインセンティブまで働くのである。
こういうのはミクロ経済学最高の理論、インセンティブ理論を学べば相手がどう動くのかが50手先まで手に取るように分かると思うのだが、なぜか日本人は経済学を勉強しないから理解できないのである。
どうしてその価格がその価格であるのかを思考したりしないから、騙されるのである。
安いには安い、そして高いには高い(騙せる人が少ないから高い)理由があるのである。
結論を言うとサロンは全部詐欺だし、有益な情報は自分がまず使うし、そもそも有益な情報を出版社は放っておかないから、そういう人は既に作家さんになっているし
作家まで行った人は人生上がってるから金余り起こしてて、高単価で情報商材を売ったりしないのである。
だって大量に売れるから価格が安くても十二分に元は取れるからである。
詐欺で騙される人間の母数は少ないとメディアのインセンティブを上で書いた。
逆にお金持ちの人たちは自分が金持ちになった投資手法を書くから日本全国の本屋さんに本が陳列され、大量に売れるのである。
大量に売れるから価格は安くても十二分に元が取れてしまう。
日本人一人あたり1円ずつ支払えば1億2,000万円儲かる。
そういうビジネスモデルをするのである。なぜなら、詐欺ではないから。
詐欺に引っかかる人間は常に少数だから価格を上げざるを得ない。
逆説すると単価の高い情報商材(というかサロンは単価が高いから)、全部詐欺であると普通に見抜けるのである。
金持ちがやってることはもうほとんど慈善事業みたいになってるほどに安い。
安い理由はたくさん売れるし、人生上がっているから。
使い切れないほどの金が既にあるから。
人生上がっている理由は、その投資手法が正しい情報であり、正しく有益な情報はまず自分が独占して使うがため、すでに金持ちになっている。
という論理性が働いているため、サロンやってる人は貧乏人だし、貧乏人な理由は、その投資手法が実際は儲からないからだし、儲からないから他人に売りつける。
という逆論理も働いているのだが、誰もそれを思考せず、理解しないから騙されるわけです。
紙の出版物を発行している人の本を本屋さんへ行って1,000円くらいで買って読む。
これが一番投資効率と期待値の高い(成功率が一番高い)手法です。
要はネットは全部ゴミなのだが、なぜかネットの情報を見て投資とかしてしまうわけで。
ネットなんか見ず、noteなんかやらず、本屋さんへ行きなさい!
が私が一番おすすめする投資スタイルであり、サロンは紙の出版物を出せない出版社に目をつけられないほど能力の低い人たちが運営している、要は期待値が低く、支払った金額以下の情報しか得られない。
つまり全部詐欺なわけです。
そんなの読むくらいなら論文読んでたほうがましです。
ウチの記事は全部論文が元です。
元情報全部本屋さんですよ。
騙される人が居ると胸が痛むため、今回はタダで書きました。
次回からはお金を取ります。100円くらいね。
ハッハッハ
(おしまい)
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