アシスタントエゴに代わるもの

僕がよく聴いているラジオで
今週のトークとして「人に言われてムッとする言葉は何か」についてパーソナリティが喋っていた。

長年の付き合いがある50代女性2人が
「アシスタント面でエゴが強い」だの
「美味しいとこはとってくけど責任は取らなそう」だの「最近調子乗ってるよね」と、互いのムッとするだろう言葉を考えてぶつけている会話は相当笑えた。
その話を聞きながら、自分ごとに置き換えた時、何を言われたらムッとするだろうかと1日考えていた。

今のところ思い浮かぶムッとする言葉は

「一見優しそうに見えて自分のことしか考えてないよね」
「影にいたいとか言いながら、実は目立ちたがり」の二つだった。


ムッとするということは本人が実は気にしている部分で、軸がぐらっとさせられるような、背筋が伸びるような言葉だとラジオの2人は解釈していた。それが正しいこととするならば、先にあげた自分で自分のムッとすると思う言葉たちは、思い当たる節があるといえるみたいだ。

ただ、自分は胆力が足りないなと思うのだが、ムッとする言葉を自分で考えて発表するのは何ら感情もなくできるけど、これを他人にいざ面と向かって言われることを想像すると、かなりムッとしてしまうか、ムッとするを超えて凹む気しかしない。
このラジオの2人のように、他人の前で自分の腕を広げ無防備になった精神状態での言葉のパンチはまだ当分受けられない。

それは、自分の弱さを受け入れるのにはまだ早いお年頃という年齢が影響していることなのか、この人の言葉なら受け止められるわ!という心を裸にできる人がいないということなのか、なんなのだろうか。

ふざけたラジオの会話から、いつしか真剣なことへと考えふけってしまった、そんな1日の出来事でした。
ちなみにこの回面白すぎて今日2回聴いてる。

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