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Lv.8 我が家の慣わし

とーちゃん と じぃちゃん は出稼ぎをしていた

田舎の町(村)では働き口が無いようで、車で3時間程の町で働いていた

二週間に一度、土曜日の半ドン(午前中だけ仕事)を終わらせて、その足で帰って来る...夕方4時過ぎだ

二人共、僕の事を寂しいだろうと心配し、お土産をいつも買ってくる(相当甘やかされていたと自負)

お土産の中身を、それまでは要望していない

僕が好きそうな物を適当に買ってきていた

真の意味での適当...僕の事を理解していたのか、僕が欲しいものを買ってくる(但し値段的には安価な物...仕方がないよね)

土曜日は学校も半ドン(午前中のみ授業)
今日も昼からゲームをやりに友達ん家に行こうとするが...止められて

「とーちゃん、じぃちゃんが帰って来るでしょ!家に居なさい!」

二人が帰って来るのは嬉しいが、遊びに行けないのが玉に瑕(⇽こんな字なんだね″たまにきず″、玉に傷だと思ってた...)

そして皆んなでお出迎え

「おかえり」

「ただいま、はいお土産」

今日はプラモデルを買ってきてくれた
妹には着せ替え人形の洋服を

意を決して...勇気を振り絞り告白する...

「あのね...」


Lv.8 シャー専用ゲルググ(プラモデル)

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