死脈と本能

大昔の都地

奈良・京都ですね。

都でなくとも

古くから村や町が作られた土地は

自然災害が少ない、とよく言われます。

なぜか?

ところで、東洋医学では人の脈を診て

診断します。

脈で、体調の良し悪しがわかり

妊娠しているかどうかもわかります。

そして死脈というのもあるそうです。

死ぬ前の人に出る脈のことらしいです。

ある昔のこと。

漁村で診察した医師(東洋医学)。

ある人に死脈が出ていました。

すると別の村人にも。

なんと、たくさんの村人に死脈が

出ていました。

その数時間後、村は津波にのまれてしまいました。

このお話は、村人たちが意識せずに

自分たちの死を感じとっていたといえます。

つまり、人には、自然災害を予知する力が

備わっているといえます。

動物が地震前に異常に鳴いたり

動き回るとか聞きますよね。

人も動物です。

自然が何か大きな動きをする時

おそらく空気の流れや匂い、

何かわずかな異変があるんだと思います。

人もそのわずかな自然の異常を感じ取る力があり

その力を使って

都の位置や

住み着く場所を決めたのではないでしょうか。

だから、古くから人が住み着いた場所は

自然災害が少ないと言われるのでしょう。

ただし、現代においては

おそらくこれは当てはまらなくなっていると思います。

続きは次回。



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