横断の怖さ

先日、事故直後の現場を通りかかりました。

おそらく、ご老人が

道を横断する際に車にひかれたのではないかと推測しています。

片側1車線で、横断歩道のない場所です。

比較的車通りが多く、すぐそこにショピングモールがあります。

ショピングモールから最寄りの駅に行くには

この道を渡る必要があります。

事故現場から100mほどの場所の交差点に信号付きの横断歩道があります。

でも、この信号まで行かずに

車の往来を見計らって

渡る人がたくさんいます。

若い子たちは、免許を持っていないので

車の距離感やドライバーから見た感覚がわかっていません。

お年寄りは、最初は早足で渡ろうとしますが

中央あたりで、もうゆっくり足になっています。

何度も、危ない!と思ってしまう

場面を見ています。

でも実は、渡ることより

最近いちばん危険なのは

ドライバーが前を見ていないことです。

特に直線道路の区間は、スマホしか見ていないドライバーとよくすれ違います。

ひどい人は交差点で曲がる時でさえ

スマホを見ています。

もう歩行者が思う「車のほうが止まるはず」は通用しません。

だって見ていないんですもの。

渡るとき

ドライバーは自分が見えていない

そう思わなくちゃ、自分を守れません。

ご老人がひかれたのは夜でした。

横断歩道じゃなかった、

見えにくい、という状況はあったにせよ

もしドライバーがスマホを見ていたとしたら。

そりゃ、昼間にどこを渡っても

同じことが起こります。

スマホに映し出されてる内容は

そんな大したことじゃないのにね。

車を降りてから見たって何も内容は変わらないのに。







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