産む女性が悪者?
悪いのは母親
いつもいつも母親。
産めるのは女性だけです。
何がどうあっても、産むのは、お腹に身ごもったその女性だけです。
どうやっても、例え自分が何らかの被害を受けていても、悪いのは産んだ母親ただひとりとして罪を科せられます。
なぜ母親?
種を付けた男はなぜ罪にならない?
男がいなければ、女性に赤ちゃんはできない。
こういう事件があれば、捕まるのは産んだ母親ではなく、必ず男であったとしたら。
女性は、出産で身体にリスクを負い、多大な体力を消耗します。理由はどうあれ、そんな母親に、何もかも背負わせるのではなく、10ヵ月前に、ただ種を植え付けた男が、捕まる法律であったとしたら。
男は、もう少し考えますよね。
産む時のことも、産んだあとのことも。
赤ちゃんと自分がつながっていることも。
昔は、地域にもよりますが、女性は産んだあと、家族とは別の部屋で過ごしました。過ごす日数も地域差があります。
その過ごし方もいろいろで、理由も、出産は出血を伴うので「穢れ」だとされていることが多いのですが、どういう理由にせよ、出産後は、身体を休めて、赤ちゃんの世話は家族や産婆がみることが多かったのです。
大名などは、乳母が自分の母乳を与え、産婦は乳をやりませんでした。
産んだあとは、女性は、身体を休めて、周囲が子育てをしていた。
それが、今は母親の責任、母親に委ねられている家事育児がほとんどです。
産んだ直後も母親がひとりで背負って、その児の生を奪ってしまう。
母親の身体や心の不安や負担を
周りはどれだけ考えることができるか。
なぜ、母親だけが悪いのでしょうか。
なぜ、こんなに負担の大きい女性だけが、法や世間から加害者扱いされるのでしょうか。
種を植え付けた男に
何十倍もの罪を負わせるのが当然なのではないかと思う事件です。
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