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最近気になった本#08

シンウルトラマンってどう略すんでしょうかね。シンウル?シントラ?シンマン?
試しにツイッターで検索したら全部ありました。面白い。個人的にはシントラマンかな。ウルしか略してないけど。
週末にもう一度観てこようと思います。米津に屈したので。

日本書紀の鳥(京都大学学術出版会)


数多くの鳥が登場する『日本書紀』と『万葉集』。しかし、登場する鳥の種類と頻度は『日本書紀』と『万葉集』とでは明らかな違いがある。同じ奈良時代に作られたものであるのに、どうしてなのか。何故、古代の日本人がこれほどまでに鳥を史書の中に登場させたのか。
さまざまな方向からの推論と考察で謎に迫る一冊です。

取り上げられている鳥は34種。しかもフルカラーです。鳥の種類を知るだけではなく、日本書紀と絡めたことでただの鳥類紹介ではなくなり俄然面白くなっています。生物学と文学(史記)の融合。まえがきを読むと著者であるおふたりの先生方の熱量がすごい。
しかし、目次の鳥の漢字、ほとんど読めないですね(書籍ではふりがながふってあります)。

学術選書のコンセプトは、アカデミズムの現場の楽しさを、研究者以外の方々にも知っていただくためのシリーズとのこと。学術選書というタイトルに尻込みすることなく、手を伸ばして欲しい本です。

世界のサメ大全 サメ愛好家が全身全霊をささげて描いたサメ図鑑(SBクリエイティブ)

サメ愛好家が全身全霊をささげて描いたサメ図鑑。
主張が強い。圧がすごい。これだけでもう気になるのに、判型が素晴らしい。サメはこの横に長い判型じゃなきゃ!『美しき捕食者 サメ図鑑』もこの判型です。

著者のめかぶさんはサメが好きすぎて、めかぶはこんぶの仲間なのにサメに擬態したメガネをかけている人間とのこと。なんだなんだ。情報量が多い。

とにかくサメが好きで好きでたまらない人が作った本なのでとほうもないサメ愛が詰まってます。125種類あるサメを可愛いイラストで詳しく紹介。ロレンチー二瓶って初めて知ったんですが、サメ好きな友人に聞いたら知ってました。すげーなサメ沼。

現在、noteで本の中身を公開中なので気になった方はこちらをどうぞ!

『寝ても覚めてもサメ!』という煽り文句も秀逸な一冊でした。

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