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メモのすゝめ

人は声から忘れていくらしい。最後まで覚えているのは匂い。

確かに。言われてみればそうかもしれない。

匂いも保存できるアルバムとかを発明すれば一儲けできるのでは?4DXもあるし実現できそう。

でも、そんなものはなくても紙とペンがあれば記憶は鮮明に思い出せると最近気がついた。


発掘されたサッカーノート

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どうも自分は昔のことを覚えていない。友人たちが話す「高校の時のA高との試合でさー。」という会話に参加できない。覚えていないから。自分のプレーならまだしも仲間や相手のプレーまで覚えているなんてどうなっているのだろう。自分が覚えていないのはプレーに夢中だったからだろうか。もしくは何も考えていなかったからか。

そんな私だがこの前、4冊のノートによって鮮明に記憶がよみがえった。

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部屋を掃除していたらたまたまサッカーノートを見つけた。教室に通ったが速攻で辞めてしまった書道6級の私は字が下手だが、それにしても左手で書いたのかと思うくらい汚い字で書かれているのが1冊目だ。日付は9月23日。ちょきんぎょカップでの敗戦から始まっているということは小5か。思い出した。何もできず完敗して帰ってきてから走って、ボールを蹴ったんだった。その後ノートを書いた。

ページをめくっていると試合内容もそうだが自分が何を考えていたのかが思い出せて面白い。勝った試合より負けた試合の方が文章量が多く、字が汚い。悔しさそのままに書き殴ったのだろう。

書いている内容も自分の反省だけだったものが、徐々にチームの課題も考えるようになっていて成長を感じる。


メモのメリット

振り返れる 2目標を明確化できる 3成長を確認できる


サッカーノートをつけたことで課題を意識し行動を振り返る習慣が身についた。試合や練習を振り返り、自分の課題を見つけ、どうすれば改善できるかを考えるようになった。そして時々ノートを見返すことで成長を確認できる。課題に書かれなくなった言葉があったり、自分の課題のレベルが上がったり。一石三鳥だ。


サッカーノートに限らず日記をつけてみようと思った。書き溜めた何でもないことが積もり積もって未来の糧になるかもしれない。


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