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持つ手によって花瓶にも鈍器にもなる

武器を持っている人は恐ろしい

言葉は凶器になる。
心に深い傷をつける鋭利な刃物となる。

どれだけ言葉を重ねても、心の中の感情や思いを伝えるには足らない。
思いというのは、言葉だけではない。
その人の視線、仕草、立ち居振る舞い。言葉でなくともそれらを見るだけで伝わる思いというものもある。こうしたものに「言葉は必要ない」という表現をすることもある。

仕草などで伝わるものよりも、発した言葉によって伝わってしまったことの方が影響力は強い。仕草がどれだけ優しくとも、言葉が強い人は怖い。
言葉は凶器。怖く、恐ろしい。

「また凶器を振りかざして襲いかかってくるかもしれない」
と思ってしまう。トラウマのように。

相手が違う人物が相手でも、このような症状が出る。
いい人であればあるほど、生じるギャップによるショックが大きくなる。
感じる絶望感。

戦うのか、逃げるのか。
二択の選択に迫られる。
戦いたくない。
戦ったこともあったが、お互いが不幸になった。
戦った場面では例外なく、お互いが不幸になる。
あたりまえだ。
戦うということは、お互いの正義を貫くことと等しい。
戦争は、お互い、自分が正義だと疑わないから起こる。
正義だと思い込むことは、危険だ。

「私は間違っている」
そう思って、ちょうどいい。
間違っているのだから、戦う選択はない。
謝るのも違う。屈するのも違う。
自分にとって、居心地のいい場所を求めて生きている。
居心地の良い場所を求めて旅する旅人は、住みにくい土地からは一刻も早く離れようとするものだ。そうでなければ、なんのための旅だかわからない。

たとえ貧しくても、できるだけ多くの尊敬できる人に囲まれて生きていきたい。

それが私の人生の答えなのだ。

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