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サウナ備忘録第24回【千葉・カプセルホテル&サウナジートピア】

胡散臭い見た目からは想像つかないほどのフィンランド、びっくりするほどフィンランド。

24本目は千葉県は船橋、大御所ジートピアです。
サウナを愛でたいでも取り上げられたように水へのこだわりが強いこの施設、裏を返すと情報はそれくらいしかない状態で突撃。
同日にレインボー本八幡へ行っていたのでハードル上がっちゃうかなとか考えたけど完全に杞憂、超優良コスパ最高施設でした。

まずは外観ドン。

どう見てもラブホです、本当にありがとうございました。
疑心暗鬼で入店。

清潔感あるエントランスと感じの良いフロントの方の対応で印象が変わりました、どう見てもサウナです、本当にありがとうございました。

まずはサ室。
高温サウナの方からスタートしたんだけどこれが中々ピーキーなセッティング、カラッカラよカラッカラ。
草加からさらに湿度を奪った感じで、秒で肌がぴりぴり。
退室時の足アチアチ現象も過去一レベルで発生したまらず水風呂に飛び込む。

あぁ~~~~~~~~~~~~。
身体が蘇生していく~~~~~~~~~~~。
水温は17度前後、ただとにかく水質が良い。
フィーリング的には今は亡きグリーンサウナの水に近い感じ、とにかくまろやかで高温サウナとの対比がしゅごい。
すぐ横でアカスリのお姉様(お姉様と表記せねば殺られるオーラを発しているなんてとても言えない)が元気に呼び込みしてるのもまた異次元、なんかよくわからんけどすごい空間だぞここ…

んでもって外気へGO、サンダルに履き替えて怪しげな階段をのぼると。
そこは。

フィンランドでした。

いやこんなん笑うやん、雑居ビルの隙間風な怪しい空間にデカデカとオーロラの写真が貼ってあってさ。
白樺の太い木々が足置ける位置に配置されててさ。
さらにヴィヒタまであってさ。
事前情報がなかったということもあり思わず漏れる笑み、定期的に風も吹きこんできたので幸せ空間過ぎた。
おふろcafeも水風呂パネルやらそもそもサウナコタやらあって、ただあれは入館した時から随所に北欧を感じる造りだったけど、ジートピアさんは無骨な外観からのこれだから良い意味での落差にヤられたぜ。

そしてジートピアのすごいところはまだ続く。
(あくまで個人的にだけど)高温サウナを優に超えてくる魅力を持った低温サウナくんこそが最推しポイント。
サ室自体は小さめ、テレビ無しのクラシックがそこそこ大音量で鳴り響いている感じ、温度は90度手前くらい、あぁもう概要書いてるだけで涎が…
セルフロウリュ可能、ヴィヒタがバケツに浸されてるからロウリュ時の匂いがまたいいのよ。
サ室に小窓もついてるからボケーっと外を見ながら考えごとして、ふとした時にロウリュするだけで、もうなんかととのうとか関係なくいい気持ちになれるのが素敵。

そしてまた良質な水風呂に冷やされ外気、低温前にかけてあるヴィヒタを使ってヴィスキングからのサ室、着心地の良い館内着に着替えて漫画読んで(やっぱりそれ町は面白い)身体を油断させてからの高温ドン、無限に入れちゃうぞジートピア。
これで料金が驚きの0-24時で1100円…?
貨幣経済に喧嘩売ってる…?
ヒル〇ップの一時間と一緒の料金…?
長期滞在がクソ安いせいで休憩室の方がかなり混みあってる印象だったのでそこだけ注意。

船橋で感じられるフィンランド。
近くに住んでたら週一ペースで通い詰めたい良施設でした、オススメ。

次回、東北蒸地獄編開幕。

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