サウナ備忘録第8回【静岡・サウナしきじ】

サウナにハマってなければ「薬草」という言葉に心ときめかすことは無かった。

8本目、レジェンドしきじ！
もう言うまでもないレジェンドっぷり。
https://travel.spot-app.jp/shikiji_yoppy/
ヨッピー神の記事でもお馴染みですね。

どれくらいしきじが人気なのか数字の上でも比較しようと思って「ヒルトップ　サウナ　成増」と「しきじ　サウナ　静岡」で検索したら22,500対181,000だった、八面楚歌くらいの比率で笑う。

東京から高速使って三時間弱、サンクチュアリは意外と近い。
三時間ってのがまだ絶妙な距離、朝出て昼出発のさわかや食べて帰ってきてもまだ夕方っていう休日の無敵感たるや！
道中の沼津でオタク成分補充してもいいし、帰り道の高速から見えるラッコちゃん（厚木の健康センター）に浮気してもいいし、東名道って偉大だなぁ…

「本当にあったんだ」が到着時の感想。
色々な媒体で噂を聞いていたのでドキドキ値が二人はプリキュアマックスハートだったこと、あとは単純に周辺が田舎＆住宅街だったことに起因します。
高速を降りたところでドヤ顔をしながら「敷地っていう地名にあるからしきじって名前なんだよ」って語ってたんですが着く直前までは「あれ、ナビ間違った…？」状態になってたのは秘密。

夢にまでみたこの外観…！
ヘッダーにあるたくさんのサイン色紙に祝福されながら入場、見るもの全てがあのブログの！あのドラマのシーンの！あの人が言ってた！状態だったので終始ニヤニヤでした。
ミーハー感は出さないようにフロントでタオル二種とトートバッグを買って入場（ミーハー）。

滝！！！
薬草！！！
美味しい水！！！
完！！！！！！！！！

…浴槽、洗い場は特筆すべき点はないです。
しいて言うなら薬草湯入ると草加の薬湯が恋しくなるのと、シャワーはわりと後ろを気にしないと他の人の迷惑になるかなぁくらい。

サウナはフィンランドサウナと薬草サウナ、初めて行く人はフィンランド→薬草の順番で行くことを強くおススメします。
フィンランドの方はアチアチ設定、テレビがついているものの大き目な窓による見晴らしのよさ、（自分が言った時に限るけど）お客さんの質と、東京にあったらそれだけでエース級のスペック。

ただ薬草サウナのイカれ具合と水風呂のなめらかさこそがしきじの真骨頂。
とにかくね、熱いんすわ…発汗とかそういう次元ではなく容赦なく燻製しにかかってくる薬草サウナ、この責め苦を耐えた後の水風呂こそ至高。
館内にこれでもかってほど書かれている水質の良さは地獄を経た後にこそ輝きます。
水風呂が飲める仕様だからこそ浴室内を出ることなくセットを完結させられることが出来るのもまたニクい。
フィンランド→水風呂→薬草→水風呂→休憩でばちぼこにととのった時にレジェンドたる所以を実感しました。

フィンランドの方が圧倒的に温度高いから薬草サウナなんて大したことないやろｗｗｗって思う若者十人くらいをスチーム噴出タイム中の薬草サウナに放り込んで即退室する様を整い椅子で眺める券があれば私はお金を出して買います。

この日は天気も良かったので休憩所からの眺めもまた最高、あぁ書いてたらまた行きたくなってきた…
現在はコロナのせいで他県民は行けなくなってしまっているしきじ、自粛終わったらまた水風呂を味わいにいきたいです。

ちなみに女湯の方は滝が無いので男女で行く際は「滝がさ！！めっちゃ良かったよね！！！」がNGワードとなるので男子諸君は肝に銘じておくんだぞ！