ただただ普通の会話で感動してしまった


旧友から突然連絡が来た。
「地元であなたの兄に会ったよ」という話だった。その人からの連絡は10年ぶりくらいだろうか。もっと前だったかもしれない。何にせよ覚えてないほども前のことだ。(もしかしたらどこかでなにか連絡していたかもしれないけど…)
話し始めたのはそんなことだった、お互い積もる話もあったせいか数年を埋めるように沢山の会話をした。内容はただの雑談でしか無い愚痴だったりだったけど。
こういうのは大抵錯覚なのだけど話していることの全てがしっくり来た。

余談だが、僕は物事を考えた時のイメージの動きを「思考の流れ」なんて言ったりする。川のように思考が流れているからだ。その時の川の流れが速ければ速いほど気持ちが良かったりする。

しっくり来たのは、いい思考の流れでテンポが良くて、適度に共有している思い出があってなどの要素があるんだろうけどそういうことができる人って珍しい。久しぶりだったことも有ってすごく楽しい会話ができてしまった。

雑談がなんでもなく楽しくできるって貴重だと言うことを気付かされた。ただただ普通の会話ができるって感動すら覚えるんだよな。

ーーーーー 2021/09/01 追記 ーーーーー

これって要するに「同窓会現象」だと思うんですけど、同窓会ってたまにあるから良いんだろうね。レトロとかノスタルジアなんてものなんだろうか。こういうものは「接触が多かったもの」だろう。

思い出補正というのはきっとそういうことで懐かしさを肯定的に捉えられるように今を懐かしむ日が来るといいな。

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