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靴の底

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2024年の日記。鎌倉移住や留学生たちの交流。夫婦の何気ない日常の日々を日記にしたためています。
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記事一覧

鎌倉に住んで、働いているなんて最高じゃん!けど、派遣だけどね【靴の底 #36】

派遣って結局は守られないよな〜と思う仕事の日々。 正社員や契約社員、派遣社員を経験してき…

葉子
9日前
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鏡を見たら優しい顔をしたおばちゃんがいた【靴の底 #35】

最近恋をしていないな〜と呟いたら旦那が驚いて「え!恋・・・する?」と聞いてきた。 夫婦に…

葉子
3週間前
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夫婦はひとつになれない【靴の底 #34】

鎌倉の湿気地獄もおわり、いつの間にか肌寒い日が続くようになった。 真夏を乗り越えたんだと…

葉子
1か月前
4

赤田家の夢見る女たち 【靴の底 #33】

色づいた銀杏の木が二本並んでいる間に赤い鳥居が美しい立ち姿で構えている。 どこの神社なの…

葉子
1か月前
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恋人は依存して、夫婦で自立する 【靴の底 #32】

「もう疲れた・・・。同じことの繰り返しで、しんどい・・・」 冷めた目で見下ろしてくる旦那…

葉子
1か月前
3

お腹にできた子、ポリープちゃん【靴の底 #30】

預かっている保護猫が発情期に入った。 悲痛な鳴き声は1日中つづき、誰かを求める叫びは可哀…

葉子
3か月前
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双極性障害でも働いていいでしょ? 【靴の底 #29】

「やっぱ自立って大切やと思うねん」 ええー!そうなこと言っても私、双極性障害なんだよ!? 口に出せない言葉が頭に浮かび、ぐっと言葉を飲み込んだ。 ここ数年で時代は変わった。 ほんの10年前まで精神疾患は口に出しはいけないタブーのようなもので、どことなしに恥ずかしさがある病名だった。 それが最近では「わたし、うつ病なんだ」「双極性障害です!」と発言でき、それをサポートする動きまであるのだから世の中は変わるものだ。 ただ10数年前の私は自分が双極性障害であることを隠し、ごく一

人間欲してるときは手に入らないのに、何も考えてない時には舞い込んでくるものだ【靴…

「結婚式どうでした〜?」 湘南に住みだしてから通い出した近所の美容院に入店したとたん、美…

葉子
3か月前
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姉たちの喧嘩に巻き込まれている結婚式の話 【靴の底 #27】

結婚式が迫ってくる。 鎌倉への引っ越し、保護猫の預かりボランティア、妊活、そして結婚式。 …

葉子
5か月前
7

生理の日、鍵しっぽの猫へのお願い 【靴の底 #26】

控えめな保護猫が私の足をカリカリと何度か撫でる。 お腹が空いたのだろう。眠気に負けて布団…

葉子
5か月前

鶴岡八幡宮で大凶を引いて女友達との友情を育んだ日 【靴の底 #25】

女友達との悪口大会ってどうしてこんなに楽しいんだろう。 一年以上ぶりに友人に会うことにな…

葉子
6か月前
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骨になりたてのお母さん 【靴の底 #24】

「おかん、骨になりたてやん」 喪服姿の人が骨壺と遺影を持ち、昼食をとりに店の前で集まって…

葉子
6か月前
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保護猫から学ぶ心を開くことのむずかしさ 【靴の底 #23】

毎晩布団に入る前にブラインドを上げて夜中窓から外を眺められるようにすることが日課になった…

葉子
6か月前
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仕事を辞めてから何もかも変わってしまった 【靴の底 #22】

昨年の今頃、仕事の繁忙期がようやく過ぎ去り、あーこれで早朝3時起きから抜け出せるのか〜とか最終の満員電車に揺られて思ったりしていた。 閑散期に入ったらゆっくりしようとか思っていたら、社長が大変な案件を取ってきちゃって、そんなん絶対ムリ!繁忙期後に、これはキツイ仕事だって!と思いながらも、NOと言えない私はどんどん仕事を引き受けて、早朝から深夜までの仕事に追われながら、真夏の40度近いグラウンドでの撮影中に熱中症になって緊急搬送。 家で3日間自宅待機になったけど、出社の日に