衛生管理者一発合格への道

会社に入り、『衛生管理者』という資格を聞いたことのある人は少なくないかと思います。

一定人数の社員がいる場合にはその配置が必要になる資格ですが、取得の背景は主に二通りですかね。

①会社に言われて
②自分のスキルアップ

今回自分も衛生管理者を取得する機会がありましたので、その資格取得までを簡単に記したいと思います。

まず必要な期間ですが、一日の勉強料にもよりますが、最短でも3ヶ月から半年あれば取得可能な資格だと思います。
一年あれば十分備えられると思います。
自分はダラダラと勉強していたので、合格までは一年くらいでしたね。

まず初めに、労働衛生指導センターというところから会社に講座の案内が届きました。
そこそこなお値段だったのですが、経費で行かせていただきました。
数回に分けて半日の講座が開催されるのですが、その期間がだいたい4ヶ月間くらいでしたね。
自分はその間講座を受けるだけで自習はしていませんでした。
そしてここで、分厚いテキストを手に入れました。

ちなみに衛生管理者は第一種と第二種があり、大は小を兼ねるであろうという単純な理由で第一種をとることにしていました。
その分試験の範囲が広がってしまいますが。

試験自体はかなりの頻度で実施されるため、講座の受講後はなんとなく気持ちが入らず衛生管理者のことも忘れて数ヶ月放置していました。

が、さすがに経費で講座を受けておいてスルーはまずいと思い、すぐに受けられる日程を確認し、申し込みました。
試験日の2ヶ月前から申し込めるので、そこから本格的に勉強を始めました。

勉強方法は主に過去問。
本番まで2か月、結構知識が抜けていたので、講座後すぐに試験受ければよかったなーと後悔。

過去6回分を何回も解いて、全てでほぼ満点を取れるくらいまで繰り返しました。

また、あまりに古い過去問は法改正などもあるためオススメできません。
試験を受けることを決めた時に最新のものを選びましょう。

過去問はこちら↓(自分が使ったのはもっと古いものですが)

詳解 1種衛生管理者過去6回問題集 '22年版 (2022年版

https://amzn.asia/d/a3Fgwei

また、社会人かつ、子育て世代は勉強の時間をつくるのにも一苦労です。

自分は一日1時間から2時間、勉強時間を確保するようにはしていました。

しかしやはり時間が足りない。残業だったり、子どもが体調悪かったり、勉強にまで手が回らない日もありました。

そんなときに役立ったのが、アプリの過去問でした。

移動中や休憩時間など隙間時間に解くことができるので習慣化しやすく、解説も詳しく書いてありました。

使ったアプリはこちら↓

全問解答付 衛生管理者第一種一問一答

https://apps.apple.com/jp/app/%E5%85%A8%E5%95%8F%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E4%BB%98-%E8%A1%9B%E7%94%9F%E7%AE%A1%E7%90%86%E8%80%85-%E7%AC%AC1%E7%A8%AE-%E7%AC%AC2%E7%A8%AE-%E4%B8%80%E5%95%8F%E4%B8%80%E7%AD%94%E5%95%8F%E9%A1%8C%E9%9B%86/id664960488

そしていよいよ試験当日。

過去問はほぼ制覇し、アプリもほぼ制覇した状態で試験に挑みました。

結果的には、無事に一発合格。一安心でした。

試験直後の感覚としては、絶対の自信はないけど多分受かってるかなー、といった感じでした。

その理由は過去問制覇にありました。

おそらく過去問を解くだけでは50%くらいの確率までしか高められないと思います。

もちろん、重要なことが試験に出てくるため、過去問で傾向を探ればそこそこ点数はとれます。

しかし、過去問丸暗記だと、選択肢を1つ変えられただけで迷ってしまいます。

そのため、過去問を解いて、その解説を読み、そこに関連することを参考書等で確認する、というのが大切だと思いました。どんな勉強にも言えますね。

私の場合は講座で手に入れた分厚いテキストがありました。せっかく経費でいただいたものなのでもったいないと思いちょくちょく見ておいて良かった。

以上が、自分の第一種衛生管理者資格取得への道のりになります。

次回は試験当日のことなども書きたいと思います。

知る人ぞ知る『五井駅』。
試験会場まで遠かったなー。

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