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インドネシア定番おつまみ「サテ」作ってみた

どうも、阪大食文化研究会会長です。

今日はインドネシアの屋台料理では定番の南国風焼き鳥「サテ」を作ってみたいと思います。

まずはインドネシアでは必須級の調味料「ケチャップマニス」を作っていきます。ケチャップとは何の関係もありません。

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・濃い口醤油 200cc ・酢 150cc ・みりん 100cc ・砂糖100g  ・しょうが適量 ・ニンニク適量 ・コリアンパウダー(当方は持ってなかったのでパクチーをぶち込んだ)小さじ1 ・ナンプラー 小さじ1

これを全部鍋にぶち込みます。

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沸騰させたら冷ましてボールに移し替える

これでケチャップマニスの完成です。

ではここに鶏肉をぶち込みます。

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20分ほどつけ込んだら串に刺していきましょう。

ここで竹串を買い忘れていることに気づく当方。仕方なく割り箸にぶっさしていく。

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パワー系のなせる技

では焼いていきます。焼いてる間にサテにかけるピーナッツソースを作ります。肉の上にピーナッツ!?と驚かれるかもしれませんが、インドネシアではブンブ・カチャンと呼ばれ、様々な料理に使われるため重宝されてるんです。

では作り方

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ピーナッツバター ナンプラー 砂糖 辣油 それぞれ適量

めちゃ適当ですが、あんま気にしないでください。

これらをぐちゃ混ぜにする。

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ちょっとグロテスクな上にナンプラー臭がすごいので死にたくなりました。

肉が焼き上がればその上にこのソースをぶちかましていきます。

そして…




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完成~


では早速お味を見ていきましょう。いただきまーす。

パク



おお!旨い!

ケチャップマニスの辛みをピーナッツソースが旨く中和しており、非常に舌触りがいいです。正直ピーナッツソースかけるのはどうかと思っていましたが、これは合いますね。


そしてこの料理と一緒に飲むものと言えばこれ!

ジャン!



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緑色のやつ!



いや、何だよとお思いのあなた。インドネシアでこのビール知らなかったら半殺しにされますよ。

こちらはインドネシアでは最もポピュラーなビールである「ビンタンビール」です。呑んでみましたが、苦みは抑えめで非常に飲みやすいビールとなっております。のどごし爽やかな日本人向けのビールとなっているので、機会があれば是非飲んでみてください。

ただしインドネシアはイスラム教の国なので、アルコール飲料を飲むことをあまりよしとしません。なので国内ではノンアルコールの「ビンタン・ゼロ」も人気です。お味の方は…らしいですが。

また、鶏肉を頻繁に使うのもイスラム教圏特有です。タイにも同じような屋台料理に「ムーピン」というものがありますが、こちらは豚肉を使用しております。豚はイスラム教においては「不浄のもの」とされているので、インドネシアではほとんど流通していないんですね。


このように料理からはその国独自の文化が垣間見えてきます。食事は生活と最も密接した行為ですからね。文化とはこういった色々な側面から眺めることで初めて体系化できるものだと当方は思っています。皆さんも色々な国の料理を作って、その土地独自の生活や考えに思いをはせてみてはいかがでしょうか。


ではでは。