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入学3カ月前。小学校入学が不安な理由

年長の6歳児を育てています。あと3カ月もすれば子どもは小学校へ入学。しかし、私は小学校入学が不安です。理由は主に4つあります。

1.私が障害者だから
2.小学校がどんな場所かわからないから
3.保育園から小学校入学するにあたり不安要素ありと言われたから
4.自治体が越境入学に厳しいから

ここからはなぜ小学校入学に対し不安があるのか説明していきます。

1.私が障害者だから

私は産後から障害者になりました。保育園は「障害」の区分で預けています。

障害からくる苦手なことがあります。

・朝起きること
・時間を守ること
・慣れないことをすること
・決断すること
・複数のタスクをこなこと
・階段やエスカレーターを上り下りすること

なとです。

保育園のワーママさんは5分でもお迎えに遅刻すると保育園から連絡があるそうですが、私は送迎時間が多少ズレても何も言われません。たぶん保育園から配慮されています。障害があるゆえに、保育園に持っていかなければいけないものなどを忘れてしまうことがあります。夫と一緒に忘れないように努力はしていますが、できない時もあります。そういった時も配慮がされているのか保育園から何か言われることはありません。

小学校には私の障害のことは話していません。というより、今まで話す機会がなかったのです。一度だけ就学前検診の時に小学校へ行きましたが、

・シングルである
・貧困家庭である
・子どもの発育に心配がある

場合は申告するようになっていましたが、親が障害者である申告をする項目はありませんでした。個別に相談する機会もありません。役所に相談しましたが、小学校へ直接お問い合わせください。と言われてしまいました。

障害があることから、産後から保健所の見守り対象家庭でした。年に数回保健師さんから連絡がきて話をする機会がありましたが、子どもが5歳になった時に「これが最後の電話です」と言われ見守りの対象から外れました。きっと保健所にも余裕がないのだと思います。これで私は公的機関から障害がある親。というのを認識されないことになりました。

保育園の担任の先生にも不安があると相談しましたが「大変ですね。小学校へお話できるといいですね」と他人事のように言われ、引き継ぎはしてくれないのだろうと察しました。

小学校へ個別に相談するのはかなりハードルが高いです。就学前検診の時に、軽く不安があると言ったら「では、職員室で教頭とお話ください」と言われてしまい、悪目立ちしたくなくそのまま話さず帰宅しました。

私が障害者であることで、子どもの小学校生活は何かしら影響があるかもしれない。今は配慮されていることが小学校では配慮されないかもしれない。何も知らない担任の先生が私ができないことで、子どもを責めるかもしれない。そういった不安が拭えないのです。

私の障害は見た目ではわからないので、知ってもらいたい場合、自分から伝えなければいけません。頭ではわかっていますが、気持ちがついていかないのが現状です。

2.小学校がどんな場所かわからないから

私は慣れないことが苦手です。子どもも新しいことをチャレンジするのは得意ではありません。小学校は今の保育園での生活とはかなり変わると思っています。それでに柔軟に対応できる自信がなく不安です。

例えば、帰宅する時間は最初は何時に帰ってくるのか、その後は何時に帰宅するのか知らされていません。なんとなく初めは早く帰ってくることは知っていますし、ママ友に聞けばわかります。ですが、小学校から「何日から何日までは何時に帰ってくる。〇〇に迎えに来て欲しい」と事前に教えてもらえればシュミレーションしやすいでしょう。今の小学校の対応を考えると、それを知らされるのはきっと入学式の可能性が高いです。私はそれに柔軟に対応できるか不安です。

もちろん慣れていくしかないのですが、いつも通りじゃない日常がどんなものか想像するだけで動悸がします。ワクワクできる人は羨ましいです。

3.保育園から小学校入学するにあたり不安要素ありと言われたから

お恥ずかしながらうちの子はわりとお利口さんだと思っていました。保護者が参加する運動会や発表会で、先生の指示通りできない子もたくさんいる中、どの学年でもできないことはなく、むしろ他の子より率先してやっていたように見えていました。

2カ月前にあった個人懇談で保育園の担任の先生から、落ち着きがなく、椅子に座っていられないことがある。と聞かされた時はショックが大きく、このままでは小学校入学が心配です。と言われた時は「まさかうちの子が……」というベタな気持ちになりました。

さらに子ども同士のトラブルが日に日に増えています。こちらから先に手を出すケースが増え、担任の先生から報告がある度に、相手のお子さんは申し訳ない気持ちになります。トラブルがあった時はいつもより子どもとゆっくり話すようにはしていますが、なかなか手を出してしまう行為は減っていきません。

家でも多少ふざけてることが増えたなとは思っていましたが、先生が気になるほど保育園では自由に過ごしていた我が子。それをすべて悪と捉えるのは違いますが、今後集団生活をしていく中で困るであろう態度は家でも注意するように心がけています。考えても仕方のないことですが、一人っ子で兄弟がいる子よりは我慢していない場面が多いです。それが影響しているのかな。とも考えてしまいます。

4.自治体が越境入学に厳しいから

夫婦共、現住所が地元ではないので過去に何があったかは知りませんが、住んでいる自治体は越境入学に非常に厳しいです。小学校の書類を貰うたびに「越境入学絶対ダメ!」と記載され、役所の一番目立つところに「しない させない 越境入学」というポスターが一番目立つ位置に掲げられています。

もちろん越境入学をさせるつもりはありません。しかし、これだけ教育委員会が越境入学に厳しい態度をとっているのを見てしまうと、加害者でも被害者でも、入学後何かトラブルになった時、柔軟に対応してもらえるのか疑問です。そういう時はちゃんと対応するでしょ。と言う人もいるかもしれませんが、そうなると変なタイミングで学区以外から転校する子はトラブルがあった子。という認識になってしまわないか。と思うのです。保育園はトラブルがあった場合最悪転園できましたが、小学校はそうはいきません。自治体がちゃんと対応してくれるのか不安ばかりです。

話をしないと始まらない。

私の不安を書いてみましたがいかがでしょうか。考えすぎなところもあります。結局これを解決するには私がまずは小学校へ行き、思っていることを伝えなければいけません。私のためにも子どものためにも私が勇気をだして話をしにいく必要があります。6年間、いろんな人の助けを得て育児をしてこれました。ひとりの力じゃ無理でした。できればこの先も継続して支援してもらえるようにするには勇気を出さなければいけません。入学前に一歩踏み出せるよう応援してください。

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