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ペン字の要点⑤【交差点は直角ぎみに】

ペン字の要点ということで、デジタル化が進めば進むほどかえって希少になっていくアナログな手書き。

デジタルな現代の文字はもはや(スマホなどで)触れるという時代にまで来ているのでしょうが、文字を書くという行為は失ってはいけないものだと思います。

そんな手書き文字の一番身近なものはペン字(ボールペンや万年筆など)ですが、そのペン字を美しく書く7つの方法・考え方を述べていきたいと思います。

第5回は【交差点は直角ぎみに】ということで、線を組み合わせて書く文字の交差点部分について気を付けると良いポイントを解説していきます。

文字は線と線を組み合わせて書く

文字とはそもそも線と線を組み合わせて形づくられています(点も線のごく短いもの)。

直線でも曲線でもタテ・ヨコ・ナナメの線を組み合わせて文字は出来ていますが、線と線を組み合わせるということは自ずと交差する部分ができてきます。

美しい文字を成すための一つの条件として、

交差点を直角ぎみにする

というのが挙げられます。

交差点は直角ぎみ

上の図は、左の方は直角ぎみを意識しない場合、右は直角ぎみを意識した場合になります。

左の方はなんだか窮屈で狭い印象を受けないでしょうか?それに対して右のほうはゆったり広々として安定して見えます。

同じような画の組み合わせであっても、交差点が直角ぎみかそうでないかでずいぶんと差がでてきます。

ですがここで一つ注意してほしい事があります。

あくまで直角「ぎみ」を意識すること

ここで一つ注意なのは、あくまで直角「ぎみ」だということ。

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