おいておく
まただ。みんなにどんどん置いていかれている気がする。
そもそも競ってもないし、スタートラインも一緒なわけではない。
去年くらいに気づいたこと。誰に出会うにしろ、私はその出会った人に教えを乞うていた気がする。これから行く道を導いてもらおうとしていた。それは根本的な自分に対する信用のなさからくるものだ。自分を信じられない。「自信」がない。(今、変換で「自身」と出た。あながち間違っていない。「自身」がない、とも言える。)
特定の人に限らず自分以外の人間全員が自分より偉いと思っていた。だから対等にコミュニケーションをとれないし、なにか不具合が起こればいつも自分に原因があると思っていた。
この先いる場所がわからない。ずっと、そこにいる。そこ以外に広げられない。やっぱり違う。私のことを分かってくれない。何も知らない。と別のところでは思ってしまう。大して長い時間関わっているわけではないのに。
とらわれていると感じてしまう。ずっといる自分が恥ずかしい。
恥ずかしさの原因は、誰かと比べているから。好きな人が嫌だと思うことをしたら嫌われるんじゃないかと、幻滅されるんじゃないかと、自分の好きなことに自信が持てない。
執着している。かといって、なんやねんと突き放すアクションもしたくない。ただ、関わるのは今ではないとフラットに、思い出して、忘れる。
時が来たら、また関わることになるだろうから。
がんばってるな~、また会いたいな。それまで私もがんばるか、くらいの軽やかに思っていたい。
好きな人のすごいところを見ると、自分に何も残っていない気がする。手元に何も。でもそんなことなくて、焦る気持ちをいったん落ち着かせて、まわりをゆっくり見渡したら、いろいろ見えてくる。
たぶん自分をひたすらに楽しんでいたら、おのずと周りがついてくるのだと思う。楽しんでいる状態で旧友に会いたい。何が楽しくて、何が面白くてという話をしたい。今の自分はなんかぼんやりしていて、自信をもってこれが楽しくて生きていますって言えない。
うわわわわってなった気持ちはこれだった。
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