7月12日

6日に思い立ってバンテリンドームに野球を見に行った。

その日は5階席に座っていたのだが、左隣に4人組の男女が座った。会社の同僚らしい。
男性1人と女性2人という3人が先に席についた。どうやら普段そこまで野球は見ない方らしい。

そんな方の横で1人で声を出している私がどう思われているのか、少し気にしてしまった。こればっかりは抜けない癖だ。誰もお前のことなど見ていないというのに。
そんなことはいいのだが。

しばらくして5回だった気がするが、残る1人の男性が私の横に座った。
席に着くとすぐに、「乾杯しよう!乾杯!」と言い出した。
そう言うとすぐにビールを買いに出て行った。
すぐに帰ってきて、乾杯がされた。

ここからは私の心の狭さが際立つ話なので、笑ってやってください。

乾杯がされる際に隣の男性が立ち上がった。そして私の視界はその男性でいっぱいになってしまった。
おまけにインスタのストーリーを撮りながらのムーブだったため、思わずイラっとしてしまった。
別に他人の楽しみなので何かそこに感情を持つ必要はないと思うが、自分の目の前で繰り広げられると少し毛羽立ってしまう。

そこからはもう事あるごとに隣の乾杯男性(以降 KP)の動向が気になってしまった。
途中で「普段野球見るのか」と言う議題が2度目の登場。
これに対してKPは、「人並みには見るかな一応」とのコメント。

「人並みに見るってなんだ?」とつい感じてしまった。
一応巨人の丸選手や中田翔選手などは知っているようだった。
試合が後半に進み、KPからこんな言葉が出た。
「巨人の選手ほぼ知らない人だなー」

だから何なんだよ。知らないことをわざわざ口に出してもそれを受けた側のリアクション難しすぎるだろ。

こんなことを他人の話を盗み聞きしては思ってしまう。
だから私は色々足りていないのだろう。

そんな人でも最終回のチャンスでは盛り上がっていた。
多分野球は人並みに見るのが好きなんだろう。

ちなみに翌日は七夕だったが、今年の短冊には「他人にイライラしない」と書いた。

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